99匹目 ページ5
【緑谷side】
かっちゃんと姉さんの試合は
始めは姉さんの優勢
段々とかっちゃんが攻めて、今はかっちゃんの優勢
緑谷｢あれが姉さんの個性…体の1部をネコ科の動物の体にできるのか…騎馬戦の時の全身をかえるのは無理なのかな…心操くんの個性で抑制していた…？障害物競走の時は小さな猫だったよね…小さいのなら大丈夫なのかな…(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ｣
麗日｢デクくんフルスロットルやね…｣
僕はこれまでにないチャンスだと、ノートに個性の詳細や考察を書いていく
照火｢…やばいな｣
不意に照火さんがそう言った
上鳴｢やばいって？｣
照火｢煽られてだと思うけど…Aは個性使用時において"両手の個性発動はしない"｣
緑谷｢それってつまり、今みたいな状態はしないってことですか？｣
照火｢あぁ、やばい事になるからな｣
飯田｢やばい事…とは？｣
飯田くんが照火さんにそう聞いた時だった
A｢離れて！！｣
姉さんがそう叫んだ
直ぐに目を向けると、苦しむ姉さんがそこにいた
照火｢…やべぇ、止めなきゃ…｣
照火さんは観客席の最前へと走る
照火｢試合を止めろ！！！｣
緑谷｢照火さん？！｣
照火｢個性暴走を起こしてる！！早く止めねぇと全員ﾀﾋぬぞ！！｣
緑谷｢個性…暴走…？｣
僕は客席の最前まで行き、姉さんを見た
そこには、血走った目と鋭く、長くなる爪
まるでライオンのような姿に、思わずゾッとしてしまう
しばらく俯いて苦しんでいた姉さんは、バッと顔を上げた
照火｢…アイツ…完全に意識が持っていかれた｣
緑谷｢ど、どういうことですか…？｣
照火｢…個性に乗っ取らたれんだ。止めるには…半殺 しにするしかねぇ｣
緑谷｢半…！！？そんな…！！｣
ライオンが吠える声が聞こえた
会場に目を向けると、姉さんは戦闘態勢に入っていた
ライオンが獲物を狩る時のような目で
緑谷｢姉さん…やめて…、やめてよ姉さん！！｣
僕の叫びも虚しく、姉さんはかっちゃんの方へと走り出した
─────────────────────────
お気に入り登録者300人越えありがとうございます！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 427人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あおい(プロフ) - ニャノこさん» お返事遅くなってしまってすみません！！勿体ないお言葉をありがとうございます！！更新頻度上げられるようにもっと頑張ります！！ (2022年4月24日 1時) (
レス) id: 0b69c4b42f (このIDを非表示/違反報告)
ニャノこ - とても面白いです！続きが気になります。更新頑張ってください！ (2022年3月28日 8時) (レス) @page10 id: 7b98f51063 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - ねこまろんさん» コメントありがとうございます！！更新遅いですけど是非待っていただけたら嬉しいです…！！ (2021年10月14日 18時) (レス) id: 0b69c4b42f (このIDを非表示/違反報告)
ねこまろん - 続き楽しみです、、！ (2021年9月15日 1時) (レス) id: 4f44cc63d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あおい | 作成日時：2021年8月9日 22時
