105匹目 ページ11
【緑谷side】
雄英体育祭から２日後
久々に顔を合わせたクラスメイトと
爆豪｢…｣
A｢…｣
険悪なムードの2人
切島｢緑谷…あの2人どうしたんだ？｣
緑谷｢僕にも分からないんだ…｣
麗日｢決勝戦でのことやない？爆豪くん、あんまり結果に満足してなかったみたいやし…｣
緑谷｢うーん…｣
上鳴｢緑谷はなんか知ってんじゃねぇの？Aちゃんが爆豪の所に行ってたとか｣
緑谷｢残念ながら…姉さんがどこにいて何をしていたのか、僕は全く知らないんだ｣
麗日｢どこにいてって…帰ってきてないん？｣
緑谷｢うん…｣
姉さんは、僕の目の前に現れたあの日から
いや、それまでも、
家に帰ってきたことはない
どこで寝泊まりしているかなんて知りもしない
相澤｢お前ら席つけー｣
蛙吹｢相澤先生、包帯取れたのね、良かったわ｣
相澤｢婆さんの処置が大袈裟なんだよ。｣
包帯が取れた元の相澤先生は、神妙そうな顔で姉さんを見た
相澤｢んなもんより、今日のヒーロー情報学 ちょっと特別だぞ｣
特別…？
相澤｢”コードネーム”ヒーロー名の考案だ｣
｢｢胸膨らむやつ来たぁぁぁぁ！！！｣｣
ヒーロー名！
相澤｢…の、説明をする前に｣
緑谷｢？｣
相澤｢緑谷…あー、姉の方の。客だ｣
A｢私ですか？｣
相澤｢あぁ、話がしたいそうだ｣
A｢話…？｣
突然扉が開いた
そこに居たのは、塚内警部だった
蛙吹｢あら、警察がAちゃんに何の用なのかしら｣
塚内｢少し、｣
A｢…｣
姉さんは塚内警部を睨んだ
塚内｢初めまして緑谷A…さん｣
A｢…何の用ですか｣
塚内｢少し話がしたいんだ、聞きたいことがある｣
A｢今更？｣
姉さんは塚内警部に鼻で笑いながらそう言った
今更って…どういうことだろう
A｢無能のくせに…今更聞いてどうすんだよ｣
塚内｢もしかしたら君の力になれるかもしれない｣
A｢ならねぇよ、雑魚が｣
聞いたことの無い姉さんの低い声
教室には不穏な空気が流れた
かっちゃんでさえも驚いた顔をして姉さんを見ている
A｢…上層部にでも命令されたのかよ｣
塚内｢違う、これは私の意思だ｣
A｢じゃあ尚更力になるとか無理だな｣
塚内｢でも…！｣
A｢…うぜぇ｣
姉さんは立ち上がるとガラッと窓を開けた
相澤｢緑谷…？！｣
A｢…早退します｣
そう言って姉さんは、窓から身を投げた
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あおい(プロフ) - ニャノこさん» お返事遅くなってしまってすみません！！勿体ないお言葉をありがとうございます！！更新頻度上げられるようにもっと頑張ります！！ (2022年4月24日 1時) (
レス) id: 0b69c4b42f (このIDを非表示/違反報告)
ニャノこ - とても面白いです！続きが気になります。更新頑張ってください！ (2022年3月28日 8時) (レス) @page10 id: 7b98f51063 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - ねこまろんさん» コメントありがとうございます！！更新遅いですけど是非待っていただけたら嬉しいです…！！ (2021年10月14日 18時) (レス) id: 0b69c4b42f (このIDを非表示/違反報告)
ねこまろん - 続き楽しみです、、！ (2021年9月15日 1時) (レス) id: 4f44cc63d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作成日時：2021年8月9日 22時
