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涼介「あーあ、Aのせいで眠くなくなったわ」
「…。」
なんて言いながら隣で大きく口を開けて欠伸してる。
涼介「あ、今日大ちゃんのお墓行く日だったよな」
「うん、そうだね。」
放課後
涼介「今日のお花はピンク系ですな。」
「かわいいのあったからつい。笑」
涼介「いいんじゃねえ？大ちゃんも喜ぶ」
そんなこんなで大貴くんのお墓に着いた。
涼介「大ちゃん久しぶり！今日は、大ちゃんに謝らないと行けないことがあるんだ。」
「え？なに？謝ることって」
そんな私の質問に答えずに、大貴くんのお墓に向かって話し出す涼介。
涼介「俺、Aのこと好きなんだわ。」
「へ？」
涼介「ごめんな。ほんとごめん。
俺が、Aを奪っても怒るなよ…？」
「な、なに言ってんの？」
涼介「でも、これだけは胸張って言える。
…絶対に、Aを泣かせない。
すっげえ幸せにする。」
「……。」
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作者名：りんごあめ。 | 作成日時：2019年4月17日 19時
