【２】来世で会えたら笑いましょう！！！【あんスタ】

８５day ページ42

Aside




「A！！ぼーりんぐしにいきますよ〜♫」





『は？あ、あの地層調べるやつ？？？』





「なんで無駄なとこで頭いいノ、ボーリングだヨ、ボーリング」





授業が終わったと同時に五奇人が集まってきた。





…どうやら私はラウンド○ンに連行されるらしい





＃＃＃




『必殺！！ウルトラスーパーAシューーーーーーート！！！！』





「…A、ガーターすぎて美しいッ！！」





「斎宮くん、それ半分悪口じゃぞ」





ラウンド○ンに来た。とりあえず外野がうるせぇ。




「ねえさんなんでそんな下手なノ、ずっとガーターだヨ？」





「そのガーターっぷりはまさにAmezingです…☆」





ある意味奇跡じゃないですか、ずっとガーターなんて。





そう、もうお気づきの方もいるだろうが、私はボーリングにめっぽう弱い。他の球技はできる。走るのもできる。でもなぜかボーリングはできないのである。





「ぴん、いっぽんぐらいはたおしましょ〜♫」





『ハァ…もうボールを転がしてピンを倒す行為が何一つ楽しくない…』





「A」





零が私の名前を呼んだ。さっきから休憩とか言ってずっと渉に投げさせていたんだけど、椅子から立ち上がってツカツカとこっちに来る。





「我輩が、少し力を貸してやろうかのう♫」





『おっ、お願いします師匠！！！』





次は零のターンだったから、余計にプレッシャーである。





「フォームはこうじゃ」





『お、こうですか』




「…手つきがやらしいのだよ零」





まず、フォームから根本的に違った。直してもらったフォームはやたらと本格的である。





「投げるぞい」





『はい』





零が、少しかがんで私の肩に顎を乗せる。首に黒髪が触れて、くすぐったい。





「…離さねぇから、投げるぞ」






零の手が私の手に触れる。体がぴったりとくっついた状態で投げたら見事ストライク。






『おおお！ありがとう零！ちょっと昔が出てたきがするけどありがとう！！』





「いいのじゃよ」




「れい、ずるいです…」




「零にいさん…」




「くく、悔しかったらお主らも真似してみい」




次の私のターンで投げたボールは、やっぱりガーターだった。




＃＃＃



つー様ありがとうございます！！！

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