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突然ある日の昼休みある男の人に呼び出された。

「ごめんな、急に呼び出してもうて」

「いえ … 、」

よしくん以外の男性とあまり話してこなかったから知らない男の人と二人きりで話すのは抵抗があるけど呼び出したというか突然手首を掴まれて人気の無い庭にやってきたのだ。

末「俺、2年の末澤誠也って言うねんけど正門さんがこっちへやってきた頃から一目惚れですきになりました、もし良かったら友達から交際を考えてくれませんか」

といきなりの告白とともに深々とお辞儀をする彼、声も緊張してるのか少し震えているように聞こえた。

よしくんによく言われていたこと、「知らない人には着いて言っちゃダメ」と。
だいぶ悩んだが今近くにはよしくんがいないわけで私が決めること、よしくんがお兄ちゃんであろうとも好きな気持ちは変わりはない。
でも、高校生になってもお兄ちゃん好きってなってると周りのことを知れなくなると思って友達からだったらとその彼を許した。

末「本間に?! ありがとう、嬉しい…よっしゃ!! 」

と大きく拳をあげてガッツポーズをするからなんだか一瞬可愛く見えた。

末「良かったらやけど、連絡先教えてくれへん…？」

「 …わかりました、」

末「最初、怖い思いさせてごめんな俺こういうの慣れてへんからどうすればええか分からんくて…ああするしか無かってん。」

緑のアプリのQRコードを照らして友達追加をしながら話してくれる末澤くん。見た目金髪でチャラそうに見えて慣れてるふうに見えるんだけどな…。