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その日から少しすると叔母さんの提案でこう話してきた。

母「 Aちゃん、施設に入れてあげた方がいいわ。あの人と一緒に暮らすもの嫌だと思うし他に行くとこないでしょ」

良「 … ですが、そうしたらAは1人になってしまう… 」

母「そうだけど、辛いと思うけどあなたたちの関係もどうにかしてると思ってるのよ。兄妹で交際はしたらだめというか…血繋がってるわけだし、まだお互い未成年。そんな2人を私は放っとけないのよ。理解して欲しい。もし、Aちゃんが大人になって、一人で生きていくようになったらまた一緒に住めばいいと思ってる。」

良「 …そう。ですか…。わかりました、施設等の手配って… 」

母「私が市役所で相談して探してきます、お金も私が出します。あの人のお詫びを兼ねてじゃないけど、そうさせてちょうだい？」

なんて言っていいかわからず取り敢えず座りながらもお礼のつもりにお辞儀をしておいた。
本当は離れたくないし一緒にいたい。でも、Aの将来のためって考えると…仕方がないのかなって。

叔父さんが家にいる限り部屋から出てこないし。

そうして、Aにその経緯を話すとすごく嫌がっていたけれど渋々了承してくれて二人でぎゅっと抱き締め合い、その一週間後、隣の県の、保護施設にAは預けられ俺とAは離れることになった。