アイドル大橋くん (ページ10)

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定時の17時で業務が終わり家に帰る。

『 … 丈くん、！』

丈『悪い、こっち来てもうたわ』

『 … と、取り敢えず中入って、』

外で二人話してるとまずいと思い慌てて中へはいらせる。21時からご飯の約束してたのに丈くんの撮影の仕事が明日になったらしく早く来たらしい。

丈『相変わらずAらしいな。』

『 …どゆこと、？』

部屋を見渡されてなんか恥ずかしい。上着を貰いクローゼットにしまった。
ソファーに腰かけてる丈くんにお茶を出し私もその隣に座った。

丈『大橋、えらい怖い顔してた』

『なんでー？』

丈『そりゃ、俺とA会わせたくないに決まってるかやろ本間愛されてんな』

『もう、かずくんったら。』

愛してくれてるのは嬉しいけど人から改めて言われると恥ずかしい。

丈『なあ、ここ泊まってていい？』

『え。それは駄目だよホテルあるしかずくんに怒られちゃう…きゃっ、』

キッチンにものを取りに行こうと丈くんに話しかけられながら立とうとしたら腕を引っ張られてソファーに押し倒された。

『 …あの…じょうく、』

両腕を力いっぱい抑えられて身動きが取れないと思っていたら顔が近付いて唇が重ねられた。