アイドル大橋くん (ページ14)

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大橋side

後ろから覗くようにAの顔を見つめると泣いたのか目が少し真っ赤。
なんで、こういう時に傍におれないんや、と辛くなる。
別にAを怒りに来たんじゃなくて話を聞いて安心させてあげたかった。

和『 3日も、連絡くれへんかったんはなんで？』

『 …連絡取る資格、ないと思って… ごめんなさい…、』

和『俺寂しかってんけど。電話も出てくれへんし。心配で… そしたら、丈くんが変な事言うし。』

『 …ごめんね、？』

和『 Aは謝らんといて？丈くんが悪いんやから。今日は今から二人で過ごそ？明日の昼まで休みやから、俺。』

『 …いいの、？こんな私と一緒にいて… 』

和『もー泣かへんの。 Aのこと怒ってへんよ？責めたりもせえへんし。俺、Aのことめーっちゃ好きやねんから』

ほんとの気持ちを伝えるとまたわんわんと泣き出すA。逆効果やったかもしれへん…(笑)泣きながら俺にぎゅうって抱き着いてくるAの頭を優しく撫でて泣き止むまでずーっと抱きしめあった。