アイドル大橋くん (ページ11)

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『 …ぁの、やだ…っ、』

一瞬彼の腕の力が抜けた感じがしたから彼を押し退けた。

『 …どうしたの…、？丈くん、』

見た事ない彼の恐怖に少し怖さを覚えて必死に身体が震えてるのを隠す。

丈『男を部屋に入れるなんて無防備やで、A。こんな事されるなんて思わんかったん、？』

『 …だって、丈くん信頼してるから… 』

丈『 … 。俺といる時くらい大橋の話辞めや。まあ俺が振ったのも悪いけど。俺、Aが好きなん、わかってる？』

一度昔、学生の頃丈くんに告白された時があった。でも、私はもうその時かずくんが好きだった。だから断った。

『 …まだ、好きでいてくれてたの、？』

丈『そうやで。こう見えて、未練タラタラやねんから。』

とソファーに橋に座ってる私にまた近付いてくる丈くん。

『 …あの…っ、丈くん…っ、』

丈『黙って』

そう言うとまた無理矢理のように唇が重なり抵抗しようとしても腕が拘束されて出来なかった。

『 …やだ…っ、かずく…っ、』

しまいには恐怖で涙が止まらなかった。