第54話 ページ12
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『えぇ只今より、私の前に居る12人に今から色々お話を聞きたいと思います！司会は私、松田Aです！よろしくお願いします！』
碧「いや、何でAが司会者なの？ってか、普通に俺達に聞けよ。」
『碧斗さん、ナイスツッコミです。じゃ、お言葉に甘えて普通に聞きます。』
拓「初めからそうしろよ。」
『では、1人ずつお話を伺いたいと思います。じゃあ最初は……陽菜さんから！』
陽「わ、私ですか！？」
『そうです。貴女です。』
お「A、さっきから俺達に敬語で話してないか？」
だって……
あの組織の名前を言われたらと思うと、いつもの自分が出来なくて……
でも、みんなには知られたくないから、このことは黙っとこ。
『あ、そこは気にしないでください。そんなことより、陽菜さんお願いします。』
陽「わ、私は……“夏目ファミリー”“竜田ファミリー”“梅野ファミリー”そして……
“加藤ファミリー”」
『え？』
陽「今言った4つが、奴 隷時代私が働いていた組織です。」
嘘でしょ？
陽菜が、あの組織で働いていたなんて……
碧「俺も加藤ファミリーで働いてたな。」
拓「俺も。」
美「私もー。」
真「私も。」
夏「私も働いてた！」
「「「「「「俺/僕も。」」」」」」
陽「え、みんなもそこで働いてたんですか！」
陽菜だけじゃない。
ここに居るみんな、あの組織に……
美「A？」
見つかる。
あいつらに、見つかる……
夏「おーい？」
逃げなきゃ。
ここから、逃げなきゃ！
真「A！！」
『え？』
真「さっきまで元気よかったのに、急に黙ってどうしたの？」
みんなを信じたい。
でも、私の体はみんなを避けようとしている。
もしかしたら、この12人の中にスパイが……
真「あ！また黙った！」
『え？あぁごめん。』
ト「A大丈夫？」
『大丈夫。さぁて、話の続き行きますか！で、何の話だっけ？』
碧「みんなが加藤ファミリーで働いてたってとこだよ。」
駄目。
このままじゃ、過呼吸になっちゃう。
『ごめんみんな。少し休憩させて。』
12人「え？」
私はそう言うと、部屋を出た。
『うッ……ごめん……』
誰も居ない場所で「ごめん」と言いながら……
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まなたん - めちゃくちゃ良くて読んでる途中で勝手に涙がぁぁぁぁぁ( ；∀；)最後とかもう...脱水症状起こしちゃうよぉ( ；∀；)良き物語を作ってくれて、ありがとうございます( ；∀；)←泣いてばかりやなw (2019年1月18日 3時) (
レス) id: a0ca9a33f5 (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - ひなさん» そう言ってくださってとても嬉しいです！ありがとうございます！小説の中でおそ松が“ある事”をすると言っていましたよね？実はその続きで、6つ子は親に会いに行きたいと夢主に言ったのです。それが夢主と6つ子の約束です！説明下手ですみません。 (2018年6月30日 21時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - すごくいい作品だった！あと、最後の俺たちの約束ってなに？めっちゃ気になる！ (2018年6月17日 17時) (レス) id: 9b800d69ba (このIDを非表示/違反報告)
ずーしく(プロフ) - れいさん» 最後まで読んでいただきありがとうございました！是非、他の作品も読んでみてください！ (2018年6月17日 15時) (レス) id: 1d9ccb178d (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 今見終わりました、めっちゃ面白かったです！これからも頑張ってください！ (2018年6月13日 7時) (レス) id: 2a9c9cc493 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CATHERINE | 作成日時：2018年4月1日 8時
