謎のゲーム【JW】 (ページ30)

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29話ページ30

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『なぁ小瀧、それはどういうことなん？』

小「教えてほしいん？」

『お、おぅ。』

小「実はな、昨日……」

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小「は、はまちゃ、やめ、あっ、」

濵「もう望の口からしげとは言わせへん。それと、他のメンバーの名前も。これからは、望は俺の名前だけを言えばええんやで。」

小「そ、それ、どういうことなん？」

濵「ふふっ、望は一生俺のモノ。もう離さへんから。」

小「えッ」

濵「しげのことは諦めた方がええで。しげはもう、淳太のモノやからな。」

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小「昨日そう言われてな、濵ちゃんに。」

濵ちゃん、それほど小瀧のことが好きやったんや。

俺、全く知らんかった……

小「俺、どうすればええんかな？」

『え？』

小「しげに告白したばかりなのに、濵ちゃんと身体を重ねてしもうた。俺、一体どないすればええんやろ。」

小瀧……

小「はは、こんなこと本人の前で言うな」

チュッ

小「……え？」

『小瀧……』

小「し、げ…？」

『その気持ち、分かるで。俺もよう分からへん。淳太が好きなのか、小瀧が好きなのか。』

小「しげ……」

『お互い大変やな。こた』

チュッ

『んッ』

深い。

『ぷはっ、はぁ、はぁ、』

小「しげ、やっぱり可愛ええ。」

『もうやめ、んッ』

あかん、小瀧のスイッチを押してもうた。

淳太達に見つかる前にやめさせんと。

「「何2人で楽しんでるんや？」」

うそ……

小「は、濵ちゃん…！」

濵「望、部屋で待ってろって言うたやろ？忘れたんか？」

中「大毅、お仕置きやな。」

これ、ほんまにあかんやつや。

中/濵「「おい。」」

グイッ

『いたっ』

両手を掴まれた。

あかん、これじゃあ逃げられへん。

中「行くで、大毅。」

濵「ほら、望も行くで。」

小「な、何する気なん？」

濵「決まっとるやん。」

中/濵「「気持ちええこと。」」

あぁ、これはと～ぶん俺達自由にさせてくれんやろな。多分。

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