謎のゲーム【JW】

20話 ページ21

〜神山智洋side〜



俺は、藤井流星が好き。



せやけど、この恋は叶わへん。



それは多分、のんちゃんも同じ考え。



今のんちゃんはしげと一緒に寝とるけど、それが後何回出来るかは分からへん。



もしかしたら、これが最初で最後かもしれへん。



やったら……



藤「あんっ、はぁん、」



今の時間を楽しまんと。



『流星、気持ちええ？』


藤「っ、うん、」



俺的に流星は攻めやと思っとったけど、案外受けもありやな。



『流星、俺の入れるで。』


藤「……神ちゃん。」


『ん？なんや？』



ドンッ



『え？』


藤「俺が受けやると思っとったん？残念、受けは神ちゃんやで。」



受けが、俺？



チュッ



『んッ』



なんで…なんで流星は俺にキスするん？



流星の好きな人は、淳太なはずなのに。



藤「神ちゃん、ここゆるゆるやで。」


『あんっ、んあっ、』



あかん、好きな人にや られてるから気持ちええ。



『りゅ、りゅせ、イく、』


藤「イってもええで。」


『あ、はげしっ、あんっ、あっ、あぁぁ！』


藤「ふふ、めっちゃ出たな。」



どないしよ。



流星のことは諦めようと思っとったのに、ますます惚れてまう。



『流星の、欲しい。』


藤「ええで。神ちゃんの中にたっぷり出してやる。」



俺、流星を……



『んっ、』



流星を俺のものにしたい！



『ああんっ、りゅせの、っ、おっき、』


藤「っ、締めつけんな、」



流星、好き、好き！



『りゅせ、イく、』


藤「俺も、」


『あぁぁ、あぁぁ！』


藤「っ、」



流星のが、俺の中にめっちゃ入ってくる。



ほんまに俺……流星と……



藤「神ちゃん、気持ちえかった？」


『うん。』


藤「なら良かった。」


『あぁ、流星が出したやつ全部出てきとる。』


藤「片付けないと、望としげに怒られるな。」


『俺、片付けるよ。』


藤「神ちゃんはここに居りな。腰、痛いんやろ？」


『え、せやけど、それは流星も……』


藤「俺は平気やから。」



あかんって、そんな優しくされたら……



『流星。』


藤「ん？」



チュッ



藤「え。」



諦められへんくなるやん。





『流星、好きや。』





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