謎のゲーム【JW】 (ページ16)

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15話ページ16

～濵田崇裕side～

あぁ、淳太がSになってもうた。

止めたいのは山々やけど、お題でもあるから止められへん。

あ、因みに今、何をしとるかと言うと……

玩具攻め、ってやつかな。

中「あぁ、またイったね。」

重「あぁ、も、やめ、」

中「お仕置きって言うたやろ？あと1時間、我慢してや。」

うわぁ、1時間とかきついやろ絶対。

桐「なぁ淳太、もうええやろ。」

中「とか言うとるくせに、縄持って来とるやん。」

桐「当たり前やろ、お仕置きなんやから。」

あぁ、この2人を止めることは俺には出来ひん。

ごめんな、しげ、神ちゃん、望、流星。

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『な、なぁ、もうええんとちゃう？』

中/桐「「何が？」」

『あ、あの4人……』

中「それを言うたら、こうなったのは全部濵ちゃんの所為やからね。」

え、俺？

桐「そうやで。演技してまでお題を見に行かんくても良かったはずなのに。」

『そ、それにのった2人も、いけないんとちゃう？』

中/桐「「俺は悪くない。」」

怖っ。

中「だってそうやろ？濵ちゃんがコソコソと演技しよって言うから。」

『はい、俺が悪かった。ごめん。』

桐「最初からそう言えばええんやで。」

うわッ、むかつくわ。

中「ところで、濵ちゃん。」

『ん？』

中「濵ちゃんはあの4人やったら、誰が好きなん？」

え、好きな人？

『居らんけど？』

桐「嘘やろ、それ。」

『え？嘘ついてへんけど……』

桐「そうか？その割には望のことばっか見とると思うけどな。」

俺が？望を？

中「気づいてないんかい。」

桐「バレバレやで、濵ちゃん。」

『ほ、ほんま？』

桐「ほんまほんま。」

中「これから意識して望を見れば、そのうち分かるで。」

望のことを、意識……

中「あ、1時間経ったで。」

桐「そろそろ行きますか。」

よう分からんけど、とりあえず意識してみようかな。

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