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とは言っても教科書がないのは困るので、ここはおとなしく好意に甘えて見せてもらうことにする。
船津稜雅が原因で教科書が隠されているのに、
船津稜雅に見せてもらう、なんて。
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授業が始まる。
いつもより近い距離がなんだかもどかしい。
「Aさん」
「……あの、
それにしても近すぎません？」
「え、そう？」
ニコッと微笑みながら私の顔を覗き込んでくる。
目が合ってふいっと目線をそらすと、
いきなり髪を触られた。
謎すぎる船津稜雅の行動に唖然とする。ていうか伊藤さんが怖い。
「なにしてるんですか」
「んー、うん」
な、なんなんだ。何がしたいんだこの変態下半身お化けは。
振りほどいても触ってくる。抵抗するのも面倒くさくなってきた。
私の髪はきっちり二つ結びだ。
猫っ毛でふわふわの可愛い髪型でもなんでもない。
触ってたって確実に楽しくないだろう。
「ほんと、やめてください」
この男は私を毒牙にかけたいのか。
かっこいい人に髪を触られれば誰でもきゅんきゅんすると思ってるのか。
……世間をなめすぎだ。
ちょっとかっこいいくらいで、世の中の女性を全員落とせるとでも？
バカだアホだ勘違い野郎にもほどがある。
「……Aさん、顔真っ赤。」
―――腹が立つ。
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神楽*ﾔﾃﾞ(プロフ) - こすもさん» ありがとうございます( ´ ;ω; ` )更新頑張ります。 (2017年11月7日 8時) (
レス) id: 58e94f9930 (このIDを非表示/違反報告)
神楽*ﾔﾃﾞ(プロフ) - まほさん» ああああ、嬉しいです。ありがとうございます( ´ ;ω; ` ) (2017年11月7日 8時) (レス) id: 58e94f9930 (このIDを非表示/違反報告)
こすも(プロフ) - いつの間にか、この小説が塾終わりの楽しみになってました！(笑）更新待ってます(^-^) (2017年11月6日 21時) (レス) id: 313d33003e (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 最高です！私の推しの２人の話だし、変態な私には面白すぎます笑笑 (2017年11月6日 20時) (レス) id: 6346b04b3b (このIDを非表示/違反報告)
クソガキ推し - 先生がヒーローだったりして（笑） (2017年11月6日 18時) (レス) id: 537ffb3acd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：神楽*ﾔﾃﾞ | 作成日時：2017年10月28日 11時
