37粒 ページ2
翌日───
山「“攻式八の型、篠突く雨”!!」
貴「───っ」
道場にて、山本はAに向けて死ぬ気の炎を宿した必殺技をお見舞いする。
Aはそれを氷の剣でいなして山本の刀、時雨金時の刀身を凍らせると、瞬時に背後に回って首筋に剣を添えた。
山「あちゃ〜。ホント強ぇなAは」
貴「貴方の太刀筋が甘かっただけよ」
リ「んじゃ、俺んとこではここまでだな」
貴「そうね。それじゃあまたね」
山「おう!」
Aが道場を後にして廊下を歩くと、前から一匹の子猫がやってきた。
猫「ニャオ〜ン」
貴(猫……?)
獄「おいコラ瓜!待ちやがれ!」
後から獄寺が怒鳴りながら走ってくると、瓜と呼ばれた子猫はAの肩に飛び乗った。
獄「って、何でAに懐いてんだ!?」
貴「この子貴方の?」
獄「お、おう。俺の匣兵器の瓜だ」
貴「そう。じゃあ返すわね」
Aはゴロゴロ鳴いてた瓜を獄寺に返すと、何事もなかったように歩き去った。
獄「しっかしあんだけ暴れてた瓜がなぁ……雪の守護者には何らかのリラックス効果でもあんのかよ」
瓜「ニャ〜……」
獄「あれ?お前炎少なくなってねーか?」
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雪碑(プロフ) - 尾崎紅葉さん» ありがとうございます!頑張って更新していきます! (2018年6月7日 9時) (レス) id: b7292c31eb (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - イエイッ!!!!ありがとうございます!楽しみにしてます! (2018年6月7日 8時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - 尾崎紅葉さん» 一応、原作のラストの後にオリジナルのストーリーをやって終わらせる予定です。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: b7292c31eb (このIDを非表示/違反報告)
尾崎紅葉 - この小説って、代理戦まで続きますか?! (2018年6月6日 21時) (レス) id: f02ea9a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
雪碑(プロフ) - 黒猫♪♪さん» ありがとうございます!今後も頑張って更新していきます! (2018年5月6日 16時) (レス) id: 12c252c2e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪碑 | 作成日時:2018年5月1日 23時