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その空気感が気まずく感じ苦しく、口を開いた
八「きつすぎたりしないですか？」
sy「…あ、はい全然大丈夫っすよ」
八「良かった、」
「もう少しで終わりますからね」
なるべく素早く丁寧に包帯を巻いていった
八「はい、終わりましたよぉ」
sy「ありがとうございます〜」
「…あーなんかもう治った感じ」
八「ちゃはっ笑そんな訳ないっすよ！笑」
sy「ふは、笑」
見かけによらず面白い方だなぁ
自然とマスクの下で口元が緩む
にしても美々先生遅いな
まぁもうすぐ帰ってくるか
そう思い僕は余った包帯やらはさみやらを片付けに行こうと立ち上がった時
右腕を掴まれた
八「…ん？猪狩さんどうされました？」
「あ、もしかしてきつかったですk…うおっっ」
言い終わる前に視界が大きく動き
白い天井と見下ろす猪狩さんの顔が視線の先にきた
sy「俺、前ここ来た時に八木原さんに一目惚れしちゃったんすよねぇ」
八「ひ、一目惚れ？僕にっ？」
sy「はい、だって八木原さん可愛いんですもん」
そう言って猪狩さんは僕の頬を撫でた
sy「俺普段は気持ち抑えれるんすけど」
「一目惚れした相手と2人きりとか今の状況やばくて我慢の限界ってか」
「…ちゅー、してもいいっすか？」
八「……はい?!」
「いやいやいやいやちょ、意味わかんないですって！」
僕の言葉なんて聞かず猪狩さんは少しずつ顔を近づけてきた
まっすぐと見つめてくる目、綺麗な鼻筋、ぷっくりの膨らんだ唇に少しドキッとしてしまう
展開が早すぎて抵抗することしか出来ない
八「ちょ、ダメですって、」
「先生もうすぐで戻ってきちゃいますよ、」
sy「先生が戻ってこないんならいいんすか？」
八「いやっ、そういう訳じゃっ、…」
2人の唇が5cm、4cm、3cm…とどんどん近づいていき遂に1cmとなった時
診察室の扉が開いた
僕は慌てて猪狩さんを押してベッドから立ち上がり
乱れた看護服と髪の毛を手で素早く直した
猪狩さんはどこか不服そうな顔をしている
美「あ、八木原くん終わった？」
八「…あはい！今終わったとこです！」
美「そう、ありがとう」
「それじゃ猪狩さんお大事に」
sy「はーいありがとうございました」
「またなんかあった時はお願いします」
美「もちろん」
sy「ありがとうございます笑」
そう言って猪狩さんは軽くお辞儀をした
猪狩さんが診察室から出ていく時、
少し微笑んだ彼と一瞬目が合った
fin.
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できれば無罪(プロフ) - 好きって言ってとてもよかったです（ ; ; ）可能でしたら忍でoraoのお話書いてもらうことは可能でしょうか？ (2021年4月6日 3時) (
レス) id: bb0786e4aa (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - 点滴さん» リクエストして頂いたお話投稿させて頂きました!どちらのシュチュも尊……書きながら尊死してました() (2021年2月9日 0時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - みゆさん» 素敵なお話だなんて……感謝感激(号泣)みゆ様のお求めならばこれからも少しずつ2人の関係性発展させちゃおうかな…ﾇﾌﾌ() (2021年2月8日 23時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - 続き〜((o(^∇^)o))嬉し〜です！会いたくなく恐怖されるいガり君完全に嫌われてますね〜(笑)頑張ってsy ！猛アタックだ〜!!プチ連載希望したいくらいステキなお話です！ (2021年2月8日 20時) (レス) id: f4444a8b55 (このIDを非表示/違反報告)
蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ(プロフ) - 点滴さん» リクエストありがとうございます!丁度ネタ切れだったので助かりました()お風呂場でのイチャイチャ…尊い…はしみずぅぅうう!!2つとも承知しました!しばしお待ちください( ..)" (2021年2月7日 19時) (レス) id: 9229141df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜻蛉ﾄﾝﾎﾞ | 作成日時：2021年1月11日 3時
