プロローグ ページ1
真っ白な布団の上に、
2人して脱力しながら倒れ込む。
傍らには頬が赤くなって、額が汗ばんでいる
同じクラスの北信介くん。
ハッハッと短く息をして、余韻に目を伏せている。
北くんの顔を見つめていると、
上を向いて呼吸を整えていた北くんが体制を変えて
横を向いたため、バチッと目が合う。
大きな丸い目が私を捉えて、
そのままじぃっと見つめられる。
すると北くんは少し眉毛を下げて
不安そうな顔で私を呼んだ。
「…A」
『ん？』
「どこか痛いところ、あるか？」
『んーん。ないよ。大丈夫』
「そか。なら、よかったわ」
不安な気持ちが晴れたように
優しくふ…っと笑う北くん。
え、待って北くんそーやって笑うん？
何その顔。
あかん。
これはやられてまう。
その笑顔に、胸が締め付けられたのが分かる。
顔に熱も集まって、
北くんを見るのが恥ずかしくなって顔を伏せる。
「やっぱりどこか痛いんか？」
『いた、くない…大丈夫…』
「そうか。……A」
『…わ…っと』
北くんの手が伸び、体を引き寄せられる。
少し空いていた間はなくなり、密着する。
抱き締め、られた。
腰に当てられた手から、
北くんの熱がじんわりと体に広がる。
「よう頑張ったな」
北くんは腰に当てられた左手を頬まで持っていき、
もう一度、あの優しい顔でキスをした。
…なに、この北くん。
品行方正で、真面目やないの？
うち、こんな北くん知らん…っ。
そんな事されると、意識してまうやろ…！！
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ハク(プロフ) - シューさん» コメント、リクエスト共にありがとうございます〜！そして誠に申し訳ないのですが、只今リクは受け付けていないんです…。ですが、今承ったリクの中に3人、青城メンバーがいるのでそちらのお話を待っていただけたら幸いです。 (2020年7月10日 10時) (
レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
シュー - ア”ア”ア”ア”ア”〜！！どのお話も最高です！誠に図々しいのですが青葉城西で作品を作っていただけないでしょうか… (2020年7月9日 21時) (レス) id: 1cfcdd808b (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - おいしいくじらさん» コメントありがとうございます〜！ そのクソデカボイスの愛、しかと受け止めました( *｀ω´)え、私こそ好きです()よかったら結婚してください(((( (2020年7月8日 22時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
おいしいくじら(プロフ) - はぁあぁあぁぁあ良かったです...！、！！もう語彙力溶けるくらいキュンキュンしました！！！！好きです！！！！(クソデカボイス) (2020年7月6日 22時) (レス) id: 6b76715b64 (このIDを非表示/違反報告)
ハク(プロフ) - 怒らないで委員会会長mAKAさん» コメントありがとうございます！軽率にネタバレをしてしまったので、リメイクさせて頂きました…。社会人編の話はすごく気に入っているので、いつかまた別のお話として書けたらいいなぁと思います。楽しみにして頂いて嬉しいです！がんばります〜！ (2020年7月5日 23時) (レス) id: 63b947b75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハク
| 作成日時：2020年7月4日 23時
