推しと恋愛は無理です!【mfmf】

秘密 ページ23

ま「あー...アイス溶けちゃった

ごめんね、せっかくくれたのに」




『そんな気にしないでください！


それよりも話を聞いてくれてありがとうございました』




ま「これからもAさんのいるコンビニ行っていい？」




『お客様としてなら全然大歓迎ですが...私に会いに来るのはちょっと...』




ほかのお客様のご迷惑になりかねないし何より私の業務に支障をきたす




ま「でも僕Aさんがいるところあのコンビニしか知らないもん」




あ"ー...もんってなんだ可愛すぎるだろ！！


私よりも身長が20cm以上高いのになんでそんなに可愛い顔して見つめてくるんだ！


推しに甘いのはファンとしては仕方ないのかもしれない



ま「あ！僕いいこと思いついた！！」




あぁもう既に良くないフラグが立った




『いいことですか？』




ま「うん！僕がAさんと連絡を取る用のスマホを契約したらいいんじゃない？」




どう！？名案でしょ！？


と言わんばかりの笑顔で迫ってくる




うわぁぁ直視きつい...眩しい...すきぃ...




瞬きを繰り返し、目を白黒させる




そんなことより全然名案じゃない



全く名案じゃない




『何がいいことですか！！まふくん1人に負担をかけてしまうじゃないですか！』




ま「僕が連絡を交換したいから契約するだけだよ


それに全く負担じゃないから安心して。ね？」




『スマホのこと抜きしても、ファンと連絡を取ること自体があまり良くないのでは...』




ま「それなら僕これからもAさんのストーカー続けることになるけど大丈夫そ？」




なっ...脅してきた



私のプライドと安寧を天秤にかけてきた




ま「それにやっぱり連絡交換した方が僕がコンビニ行く回数減るしまふまふってバレる可能性低くなるよね？


Aさんと僕の時間が合う時に会って話したりしたいんだけど...だめかな？」



ほんとはめちゃくちゃ断りたいけどこれを断ったらまたまふくんを傷つけてしまうのかな





『わかり...ました


でも！沢山送ってきたらブロックしますからね！』




また今日も私は負けた



だれかファンと推しが出会わない世界線作ってくれないかな



なんて馬鹿なことを考えるくらいには私も目の前のまふくんに染まってきているのかもしれない

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