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97話 ページ2

『ちょっと蒼!?どこ行くの...てか待って早い...』



s「あ、ごめん急ぎすぎたww」



『全然、、大丈夫、、!』



息を整えながら顔を上げるとそこは一面イルミネーションの海だった



『きれい...』



s「これをAと見たかったんだ」



『こんな場所あったんだね』



s「こないだ通りかかった時に見つけてさ」



きっとそれは嘘


たくさん探してくれたんだ、と直感する



『ありがとね』



s「どういたしまして」



この非日常的な灯りをいつまでも見つめていたかった



s「あ!そうだ忘れるところだった...はいこれ!」



思い出したように蒼は綺麗にラッピングされた袋を差し出した



『これは?』



s「クリスマスプレゼント!開けてみて!」



『え、いいの!?..マフラーだ!!』



淡いピンクのマフラーが綺麗に折りたたまれて箱に入っていた


とっても可愛くて好みな色



s「それ、Aに似合うと思って」



『ありがとう大事にするね!それじゃあ、はい!私からも!』



実は今日誘ってくれたお礼に、と用意していたのだ


喜んでくれるといいんだけど..



s「ぇぇえええ開けていい!?めっちゃ嬉しい...


コートだ!欲しかったんだよね...てか待ってこれめっちゃ高いやつ」



『いいのいいの!それが蒼に似合うと思ったから』



s「なんかものすごい負けた気がする...」



『このマフラーだってブランド物じゃん、色もすごい好みだよ。それにこーゆーのは気持ちなんです!!』



s「ありがと。このコートずっと着る!」



『大事にしてね〜』




その後はちょっとだけいいお店でご飯を食べて時刻は7時半過ぎ


『じゃあそろそろ帰ろうかな。うらさんに8時までに帰ってきてって言われてるし』



s「わかった。家まで送る!!」




こうして私たちの楽しいクリスマスデートは終わった









1つ気がかりなのは蒼に嘘をついてしまったこと

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ねむ。(プロフ) - 空璃さん» コメントありがとうございます!これからも頑張って更新していくので楽しみにしててください! (2021年2月14日 11時) (レス) id: e5d1209f30 (このIDを非表示/違反報告)
空璃(プロフ) - すごいおもしろくてどハマりしました~!!これからも頑張ってください応援してます!! (2021年2月14日 2時) (レス) id: 6a5f79987a (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん@抹茶 - ねむ。さん» 100→シリーズ100 (2021年1月28日 21時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん@抹茶 - ねむ。さん» 別にこれが100まで続いても(ねーよ)見続けまっす! (2021年1月18日 20時) (レス) id: 5aab78de35 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ。(プロフ) - 抹茶さん» ありがとうございます!長期になると思いますが見てくれると嬉しいです!! (2021年1月16日 1時) (レス) id: 933f1dc348 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねむ。 | 作成日時:2021年1月15日 7時

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