れんあいかんじょう ページ35
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『それ絶対恋だよ!』
「んー、よくわかんないなあ」
『もう!恋に鈍感すぎ!!』
友達にこの前あったことを話すと恋だなんだって騒いでる。
『そう言えばAはさー、』
「ん?」
『有岡くんのことはどう思ってるの?』
『えー?それ聞いちゃう??(笑)』
「有岡くん、?なんで?」
『いーから!!』
有岡くんは優しくて、かっこいい…と思う、
どう思ってるって聞かれてもなあ、特に考えたことなかった、
「んー、別に良きお友達って感じかな、?」
『だよねー(笑)』
『やっぱりAはなんとも思ってない…と』
「なによ〜有岡くんがなんか言ってたの??」
『別に何も〜』
有岡くんのこと聞いてなんの意味があるんだろ?
私の事、なんか言ってたのかな、
「もう〜、有岡くん…」
大貴「俺の事呼んだ?」
「うわ、有岡くん!?」
本人が急に目の前に現れるもんだから、びっくりした
友達はキャーキャー言いながらどっか行っちゃってふたりきり。
大貴「驚きすぎ(笑)」
「急に出てくるから!!」
大貴「Aちゃんが俺の事呼んでるからだよ〜んで、俺の話してた?」
「あ、うーん、有岡くんのこと、どう思ってるのか聞かれて」
別に隠すこともないだろうしそのまま伝えると少し肩が揺れる有岡くん。
さっきまで笑顔だったのに急に真剣な顔になって黙り込むからなんか違和感。有岡くんいつも元気なのになあ、
「有岡くん?」
大貴「……どう、思ってる?俺の事、」
「え、?」
大貴「なんて答えた?」
いつになく真剣な顔がカッコよくてドキッとした。
侑李に助けてもらった時と同じ感情…これも、恋なの?
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作者名:もち。 | 作成日時:2019年7月14日 22時