25話 ページ26
昨日紡いだ言葉通り
夏目くんは今日も私の家に来てくれた。
髪を隠すべきかを悩んでいたところ
エスパーを疑うメールがきたことにより
私はありのままで夏目くんを迎える事にした。
夏目【体調が悪化するといけないから
髪はそのままにしておくことをオススメするよ】
実際昨日ほどではないとはいえ
まだ体の辛さは癒えていない。
ありのままの自分でいることへの
不安と恐怖は、夏目くんの優しく微笑む顔を見た途端
砂糖菓子のように溶けていった。
ｰﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯｰ
夏目「7度8分、うン
少しずつ熱は下がってきたみたいだネ」
ニコリと笑って俯き気味な私の顔を覗き込む夏目くん。
なんだろう、なんなんだろうこの感覚。
昨日から夏目くんといると気持ちがフワフワする。
夏目「まだ少ししんどいかナ？
今日はヨーグルトを買ってきたんダ。
それからすりおろしリンゴもあるヨ♪」
『何から何までありがとう。
凄く助かってるよ』
夏目「ボクがしたくてやってるだけだかラ
気にしないデ、きっト 疲れが出たんだろうネ」
ううん、昨日からじゃない。
ココ最近ずっとどこかフワフワしてた。
それが昨日から一層深まったような気がする。
夏目「気負う必要はないからネ
子猫ちゃんモ、誰も、
キミを責めたりなんてしないんだかラ」
夏目くんの言葉はどれも心にスっと馴染んできて
温かい気持ちになる。幸せな気持ちになる。
『ありがとう、夏目くん』
夏目くん「どういたしましテ♪
それかラ、少し提案なんだけド…」
夏目くんは少し考える素振りをしてから
真っ直ぐ、とても真剣な瞳で私を見つめて
ほんの少しの沈黙の後、
意を決したように言葉を紡いだ。
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刹那*(プロフ) - うわーおさん» 完璧だなんて、ありがとうございます！最近不更新気味ですが、今後もよろしくお願いします！ (2018年3月9日 12時) (
レス) id: 423d651c31 (このIDを非表示/違反報告)
うわーお(プロフ) - 夢主イラストめっちゃかわいいです！ストーリーも面白くて、完璧ですね！ (2018年3月8日 22時) (レス) id: adfef0e398 (このIDを非表示/違反報告)
紫之 ルカ - レオレオレーオ、夏目夏目夏ー目 (2017年11月10日 21時) (レス) id: 8ab7822bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑種 | 作成日時：2017年3月6日 3時
