23話 ページ24
夏目くんがくれたゼリーが
手から滑り落ちていく。
ギリギリで夏目くんがキャッチをしてくれたけれど
今はそんな事を気にしてられるような状態では無い。
沢山酷い言葉を投げかけられた。
散々冷たい目を向けられてきた。
周りの人間 全てが怖くなるほどに。
けれど、そんな事を忘れさせてしまうほど
夏目くんの目は、声は、優しくて。
安心しきってたんだ。
『っ…ぁの…、これはっ…』
夏目「大丈夫だヨ」
優しい声で優しい仕草で
私を落ち着かせるように、安心させるように
彼は自身の手で私の目を覆った。
夏目「ボクの事だけを考えテ、
ボクの声に耳をすませテ」
夏目くんの手によって自然に目を瞑る形になり
彼の気配、彼の声が自然と強く意識される。
なんて暖かくて優しいんだろう。
とても心地がいい…。
寂しかった心が癒されるような
そんな感覚。
夏目「泣かないデ。ボクがいるかラ、
“キミはもう1人じゃない”」
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刹那*(プロフ) - うわーおさん» 完璧だなんて、ありがとうございます！最近不更新気味ですが、今後もよろしくお願いします！ (2018年3月9日 12時) (
レス) id: 423d651c31 (このIDを非表示/違反報告)
うわーお(プロフ) - 夢主イラストめっちゃかわいいです！ストーリーも面白くて、完璧ですね！ (2018年3月8日 22時) (レス) id: adfef0e398 (このIDを非表示/違反報告)
紫之 ルカ - レオレオレーオ、夏目夏目夏ー目 (2017年11月10日 21時) (レス) id: 8ab7822bc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雑種 | 作成日時：2017年3月6日 3時
