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ヒソヒソヒソヒソ



〈ほら、あの子両親を亡くした上に両目とも盲目になったらしいのよ〉



ああ、五月蝿い。



〈誰が預かるの?ウチは嫌よ。〉



そんな目で見ないで、



〈ほら、なんか怪しい組織が出たじゃない?そこに引き取ってくれないのかねぇ?〉



怖い、怖い、怖い



〈可哀想にまだ13歳でしたっけ?〉



同情なんかしないで、



〈なんで面倒くさいものを残していったんだろうねぇ?〉



そんなのこっちが聞きたいよ。出来るなら、両親と一緒に逝きたかったのに…



苦しい苦しい、誰でもいい誰か助けてよ…



「お嬢ちゃん、お名前は?」


「え?」


「名前だよ名前、」


「如月鈴菜…貴方は?」


「俺?俺は





___冬島慎次。」



「冬島さんが、何の用ですか?」



「お前さ、俺と一緒に暮らさないか?もしかしたら、お前の目を治せるかもしれねぇ。」



「えっ、」



「俺はな、ボーダーって所に入るんだ。そこで治せるかもしれない。それでも一緒に来るか?」



「…私の目は盲目ですよ?いっぱい迷惑をかけてしまいますよ?それでもいいんですか?」



「別にいいぜ?」



「よ、よろしくお願いします。」



その日私は、その手をとった



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白狐(プロフ) - 迅さんファンさん» ありがとうございます!下手で読みにくいかもしれませんが、これからもよろしくお願いします! (2020年5月26日 17時) (レス) id: 002b072ada (このIDを非表示/違反報告)
迅さんファン - 白狐のワールドトリガーの作品を読ませていただきました!パスワード認証になっている作品も気になりますし、この作品の続きも気になるので更新頑張ってください! (2020年5月26日 17時) (レス) id: e76fa4663c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白狐 | 作成日時:2020年5月25日 14時

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