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「あああ！！！こっち見てくれたね〜！！きゃ……かっこいい……」
日和のうちわに気づいたのか、Aは日和の目に視線を合わせて
『日和〜今日も可愛いな〜！！愛してるぞー！』
と笑顔で彼氏になりきり、手を振り声を送った。
Aのファンサービスは熱いと業界では有名で、リアコである巴日和もそれを知っていたが固まってしまった。
好きなアイドルに愛してると言われれば、誰だって感動してしまう
「推しててよか”っだんだよね”””””」
「日和君、泣いてる。大丈夫………？」
「心配してくれてありがとう凪紗くん……これは感動で泣いてるから大丈夫だね………あ、見て見て凪紗くん！！彼女、凪紗くんの方を見てるよ！」
私の方を見てる……？日和くんが言った通りにAは凪紗の方を捉えてニコリと笑い、投げキッスを送った。
横で日和が顔を真っ赤にして「死ぬねぇ………」と顔を抑えたが凪紗は決して目を逸らさずに彼女を見ていた。
映像で見るよりも美しい。
凪紗がゴッドファーザーが愛した神なら、彼女は民衆に愛された女神だろう。
欲しいなと初めて何かに執着を示した乱凪砂だった。
…………
「相変わらず君は好き勝手暴れてくれるね」
『てめぇの出迎えがねぇからだろ。誰が迎えくるってメールよこしたんだっけ？17文字以内で説明して？』
あのステージが終わったあと、天祥院が直々に生徒会室に案内したがAの機嫌が最高潮に悪いので、態度も悪い。
「ふふっ、そう拗ねないでよ。可愛いね」
『きっも。ちょうど17文字じゃん…………はぁ、もういいからこれ読んで。ライブの衣装とかステージについてまとめてるからこれ通りに。』
「………おや、出演者は君だけとこちらは提案したのだけれど？君の子どもも出るのかい？まさか、彼が特待生になれないからお情けで君は招待したのかな？」
『天祥院さんって、人を怒らせるのが特技なんですかぁ〜♡それじゃあ合コンで絶対モテませんよね〜？………んなわけねぇだろ。あんまりあたしを怒らせんな。
この学園で物理的に火山の噴火起こしたくないなら今すぐやめろ。
あたしは、ジュンをステージに立たせるために今まで育ててきたんだよ。あたしの事がだーいすきな英智くんならわかるでしょ。あたしが慈悲事業なんてすると思うか？』
輝きを1から育てる……そんな面倒くさいことをAは決して率先してやらない。
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死柄木朧(プロフ) - ナギナギの漢字違いますよ。正しくは凪砂です (2022年8月14日 22時) (
レス) @page27 id: d2d08f032a (このIDを非表示/違反報告)
璃胡(プロフ) - めっちゃ心が死にかけてバクバク音鳴らしながら見てましためっちゃ続編楽しみにしてます！！！！！！！ (2021年10月7日 21時) (レス) @page50 id: 22b34aab1f (このIDを非表示/違反報告)
伊弉冉アリスさぶ - 続編おめでとうございます！照明が落ちてきたときはドッキドキして続きを待っていましたが、ちゃんと生きているようで。良かったです… 続編、お待ちしております！ (2021年10月7日 20時) (レス) @page50 id: c2abd4fe86 (このIDを非表示/違反報告)
氷翠(プロフ) - マジで泣きました。続編も頑張ってください。楽しみに待ってます!! (2021年10月7日 19時) (レス) @page49 id: c0d88fed6a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - すごい小説にひきこまれました。楽しみに待ってます。 (2021年10月4日 18時) (レス) @page44 id: 30bd05b899 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃亭 x他3人 | 作成日時：2021年9月19日 17時
