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「もしもし」
珍しくAから電話がかかってきた。
リビングで酒をのみながらテレビを見ているところだった。
"あ、もしもし！一昨日ぶり〜"
のんきなAの声が聞こえてきた。
「どしたー？」
"私、明日からまたそっち戻るから。"
「何、俺の見張り？」
そう笑いながら言うが、Aの声が聞こえてこない。
図星のようだ。
"見張りとかではないんだけど…翔太の近くにいてあげたいなって思ったの。"
「涼太はなんて？」
"信じて待ってるから、今は翔太の所に行ってあげなって。"
なんとなく電話口から聞こえる声で、Aが緊張しながら話しているのが伝わってきた。
「そっか…」
なんとも涼太らしい決断だと思った。
2人がどれほど愛し合っているのかなんて知らない。
涼太は余程自信があってこちらによこすのだろうか。
"明日、何時頃帰ってくる？"
「いつもと同じくらい。」
"じゃあ、起きて待ってる。そうしたら、どうして突然涼太の家に泊まるようになったのか話すから。"
さらに緊張した声でそう言う。
「わかった。できるだけ早く帰るから、もう寝な。」
時計を見れば既に25:00を回っていた。
"わかった。翔太、お父さんみたい。"
「あー、はいはい。おやすみ。」
そうてきとうにあしらう様に電話を切った。
Aが戻ってくるのを手放しに喜べず、複雑な気持ちになった。
だか、やはり、心のどこかで、帰ってきてくれる嬉しさを噛み締めている自分がいた。
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M(-_^)(プロフ) - るりさん» コメント嬉しいです！ありがとうございます！私も正直どうしよう…ってなってます笑雑にならないように話を集結させられるといいなと思ってます笑 (2016年1月21日 17時) (
レス) id: 797071de89 (このIDを非表示/違反報告)
るり - すごく続きが気になります！渡辺くん大好きなのでくっついて欲しいけどももどかしい笑。 (2016年1月21日 1時) (レス) id: 8f50ccf5d4 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる＊(プロフ) - すのの小説あまり無いのですごく嬉しいです！更新楽しみにしています！がんばってください( ´∪` ) (2016年1月4日 19時) (レス) id: dc5f2b8521 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M(-_^) | 作成日時：2015年12月1日 2時
