神々のお遊び【stpr】

神々は頼む ページ4

ころんside


このお願いが1000回目…ってなんか実感わかないなぁw


そんなにお願いしてたんだ…


なんでここまでしてあの子と一緒にいたいのかなんて


分からない


だけどあの子には何かしらの


僕達を引きつける力があるんだろうね


天から地上を眺めた時


いつも僕の目にはAの姿があった


あぁ、まだあったことも喋ったこともないのにさ


僕、名前で…しかも呼び捨てで呼んじゃってるんだよw


優しい君なら笑って許してくれるんだろうな…って


僕、Aのこと好きすぎじゃんw


なんて考えてるうちに大神がいる神殿に着いてしまった


やだなぁw


大神怒らせると結構めんどくさいからさw


な「失礼します」


慣れたようにすんなりと大きな扉を大きな音を立ててあけるなーくん


まぁ、1000回もやってたらそりゃ慣れるよね


僕はなーくんの後ろで扉が開かれるのを眺めていた


大神「…ここに来た理由は…言われなくてもわかってるが…」


相変わらず間が長いんだよこの神


なんかさ喋り方が遅いって言うかなんて言うか…ねぇ？


結構眠くなるんだよね←


な「はい、その事でまいりました」


いつの間に話進んでるし


なんの話してるの？←


大神「いいだろう」


その言葉にみんなの方がビクッと跳ねる


なになに？なになに？どういうこと？


話聞いてなかったからわからないんだけど←


な「いいのですか？」


大神「ただし条件がある」


条件？


もうわかんないから考えんのやめよ←


な「条件…ですか」


大神「そうだ、条件は…神としての権利と力を失うということだ」


…何となく理解した


僕達は人間として生きることを許された


けどその条件として


神としてこの世界には戻れなくなる


神の生活が取り戻せなくなる


ということらしい


そんなの決まってるじゃないか


な「俺たち6人は生まれながらの神の力を捨て人間として生きることを誓います」


神の力なんていらないよ


ずっと想ってきたAと喋って笑い合えるなら


大神「…良いだろう」


そうして大きな杖をトンっと響かせて僕達を白い光で包み込んだ

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