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彼女の為に ページ24
*
また1人、友人がユウを忘れた。
まだ半分は覚えてる。
やっぱり、みんなも違和感があるらしい。
覚えてるのは、ユウと深く関わりがあった子。
早く忘れたのは、あまり関わりがなかった子。
私は、親友だから、覚えてるんだと思う。
きっと、ユウの両親も覚えてる。
先生は忘れている。
それは先生としてどうなのか?って思うけど。
今日も、ユウを考えてものを作る。
今日は簪、昨日は浴衣がやっと完成した。
いつか、私が忘れてしまっても、
ユウに渡せるように、付箋に「親友のユウヘ」
そう書いて貼っつけた。
明日は、何割忘れてしまうのだろうか。
私は、覚えていられるだろうか。
まぁ、忘れる気なんて、毛頭ないが。
大丈夫、大丈夫、大丈夫。
私は、きっと今日も鏡に言うだろう。
「ユウに会えますように。」って。
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宙(プロフ) - とても楽しく読ませていただきました!更新楽しみに待たせていただきます…! (2020年8月12日 12時) (レス) id: 97d897446f (このIDを非表示/違反報告)
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