呪術廻戦×REBORN×鬼滅の刃山本の姉の柱様は呪術師になるそうです3 (ページ3)

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ひ「何この群れ？咬み殺して欲しいの？」

「暴れたばかりなのに雲雀君は元気ね～」

ひ「生憎、僕は君と違って体に爆弾抱えた状態で自分を追い詰めたりしないからね」

「すごい言われよう…;;」

ひ「…君の屋敷は並盛、つまり僕の管理下にあるんだ
　この意味、わかるよね？」

雲雀君のその一言に多くの子達が首を傾げる中
私と煉獄は感心しながらも苦笑いをした

「…雲雀君がその気になれば蝶屋敷の状況を把握できるってことね
　だから、私の仕事状況を把握している、と
　はぁ…屋敷の場所変えようかしら？」

ひ「僕は別に構わないけど、その場合は君の転校の件は白紙にさせてもらうよ
　君の転校の条件は、僕に蝶屋敷の場所を教えること
　それができないなら今すぐにでも並盛に戻ってもらう」

ご「前もそうだったけど、相変わらずの傍若無人っぷりだね
　流石、並盛の支配者ってところかな？」

ひ「弱者は強者に従い、支配下にある生物は支配者に従う…そんなの当たり前のことだろ？
　それに呪霊だかなんだか知らないけど、僕は誰が死のうとどうでもいいし他人のために命をかけるなんて愚かなことはしないんだ
　だから正直、君達のくだらない事情にこの2人を巻き込まないで貰いたいんだよね」

「あらあら～」

雲雀君の言葉にわかりやすく呪術師の表情が歪んだ

ひ「戦う言い訳に他人を使うような草食動物に僕の獲物を貸したくはない」

ま「へぇ…言ってくれるじゃねぇか
　なら、あんたはなんで戦ってんだよ？」

ひ「自分のために決まってるでしょ
　僕はそこらの偽善者みたいに"人を助ける自分に自惚れる"なんて気持ち悪い趣味はないからね」

ま「ふーん…そうかよ」

雲雀君の自己中心的で呪術師を否定してるとも言える発言に、呪術師達は誰も嫌な顔はしなかった

きっとそれは
雲雀君の雲としての魅力を感じ取ったからだろう

誰よりも我儘で自由に動く彼には
他の輩とは違う、高貴な誇りと覚悟がある

口先だけの自己中野郎ではなく
圧倒的カリスマ性を持つ孤高の王、それが雲雀恭弥なのだ

れ「やはり雲雀少年は強い！」

「そうね～
　雲雀君には沢田君とはまた違う魅力があるわ
　まぁ、次代のボンゴレは素敵な子達ばかりなのだけど」

い「雲雀さんみたいなすごい人が他にも並盛にはいるのか！？
　いつか会ってみてぇなー」

「ふふっ、きっといつか会えると思うわよ
　本人達がどうかわからないけれど、リボーン君が今の私と煉獄の状況をほっとくとは思えないもの」