今日、叶わない恋をしました 〜Part2〜

最終話 3年後 ページ35

《きゃー！おめでとー！》
《綺麗だよー！》
《やばい！めっちゃかっこいい！》
祝福の言葉か飛び交う
幸せそうな2人
そう、今日はななと陽菜ちゃんの結婚式
とうとう陽菜ちゃんが私のお姉ちゃんだよ
なんか、不思議な感じ笑




り「ようやくだね…2人の結婚」
「そうだね…やっとだよ」



ようやくとは
そう
ななと陽菜ちゃん、私達が高校卒業した時
駆け落ちしたの
あ、でも私は連絡とってたよ？
一切情報を渡さない上でね？



そして1年前___



な「娘さんを僕に下さい！」
義父「娘はやらん！…………と言うつもりだったが、いいだろう」
な・陽菜「「え？」」
義母「お父さん…笑」
義父「駆け落ちして2年間…陽菜に何事も無かったようで何よりだ。きっとななもり君が守ってきてくれたんだろう？」
な「…っありがとうございます！」
義父「ただし！娘を泣かしたらただじゃ置かない」




こんな感じであっさりOK貰えちゃったんだって笑
びっくりだよね
私はもっと反対されるかと思ってた
遥斗さんを見てたから
なんてぼんやり昔の思い出にひたっていると
本日の主役が




陽菜「Aちゃん！」


ギュッ！



抱きしめられた
ウエディングドレス着て走っていいもんなの笑



「陽菜ちゃん！おめでとう！」
陽菜「ありがとう!!!」




あの時より何倍もかわいい
いいお嫁さん貰ったね"お兄ちゃん"



茜「陽菜ー！おめでとー！」
？「あー…！」



茜先輩と抱っこされてる小さな子
そう、この子は、茜先輩の子供
朱里(ｱｶﾘ)ちゃん



ジ「茜早いで」


この中で一番最初に結婚した2人
幸せそうで何より
すると、遠くから聞こえる痴話喧嘩(？)
る「だから、なんでもうちょっと優しく出来ないんですか!?」
こ「女に優しくする必要ある？」
る「貴方って人はほんとに…！」
さ「もうお前らほかでやれって」



あの時から何も変わってない



変わったとすれば私が莉衣くんを好きになったこと




司会「ブーケトスの時間ですよー！」


《おおー！》



陽菜「投げますよ！それ！」



必死に取ろうとしてる人の上を飛んでいくブーケ

ポスッ



ブーケを取ったのは


「……あたし？」


《わー！！！》



さ「ということは、2人の結婚式も遠くはないかぁ？」
る「楽しみですね！」
な「あぁ……Aが結婚かぁ(´；ω；｀)」
こ「まぁ、そりゃするよね」




そう遠くはない未来
2人の薬指に光る宝石
ねぇみんな
幸せをくれて"ありがとう"









今日叶わない恋をしました
fin

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