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第19話 ページ21

side-Ruuto

莉「でもさ、守ってあげたいって思ってはいるのに、実際Aを守れてるのかって言われたらそうとは言えないんだよなぁ。活動始めて、少しして、Aとも距離が出来て、またしばらくして、俺も実家出て、一人暮らし始めて、活動もだんだん、忙しくなって、Aとも会ったり、話したりする時間も減って気づいたら、久しぶりに会ったのに、他人みたいに接されてるくらい。」

そう言った莉犬は、僕から見たらとても寂しそうにも見えましたが、心の底からAちゃんを愛おしく思っているのだと感じました。

る「僕も、いつか莉犬がAちゃんときちんと向き合えるのを見守りますし、協力します。ね、ころちゃん?」

僕がそう言うと、ころちゃんは、

こ「ん〜?ごめん、ちょっと聞いてなかったぁ〜。で、何の話?」

と、素っ頓狂な声を出していた。
そんなころちゃんを見て、莉犬はケラケラと笑っていた。












莉「あ、やばっ!もうこんな時間じゃん。そろそろ寝る支度しなきゃマズイ!!」

あれから、しばらくして3人で今度やる子供組の企画の話をして、各々スマホをいじり始めた頃、莉犬はエゴサをしながら唐突に言った。

こ「莉犬くん明日なんかあるの?こんな早く寝るとか珍しくない?」

る「確かに、いつも寝てばかりの莉犬がこんな早く寝るなんて、絶対何かありますよね?」

そう、僕達が質問すると、

莉「あ〜明日、Aと一緒に出かける用事あるから、早めに寝とかないと行けないんだよ。」

と、答えた。

る「じゃあ、明日僕も一緒について行ってもいいですか?」

こ「え?!どうしたのるぅとくん、いつもはあんまし自分から誘って来ないのに……
まぁいいや、ちょうど僕もこれといった用事ないし。」

莉「いいけど、まぁ明日の朝Aに聞いてみてからね。」

そう言って、莉犬はソファーで寝ていたAちゃんを抱えて、自分のベットに運びに行った。

そして、僕たちの分の掛け布団を持って来て、

莉「今日は、みんなでここで雑魚寝だ〜!!」

と言って、ミニ机を退けてクッションを用意して、電気を消した。
どうやら、莉犬も一緒に3人でここで寝るらしい。まぁ、たまにはこうやって、一緒に寝たりするのも悪くはないですね。

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ルミカ(プロフ) - 奏@歌い手さん» ありがとうございます。最近、更新サボっちゃってるので、ゆっくり更新したいと思います。 (2022年4月4日 0時) (レス) id: 7b0f04cca9 (このIDを非表示/違反報告)
奏@歌い手 - ルミカさん» 更新は作者さんのペースで大丈夫です! (2022年4月3日 23時) (レス) @page42 id: 2ed81884f0 (このIDを非表示/違反報告)
ルミカ(プロフ) - そーだだおさん» わああああああああ、更新サボってすみません!!頑張ります! (2021年12月8日 22時) (レス) @page21 id: 7b0f04cca9 (このIDを非表示/違反報告)
そーだだお(プロフ) - ぁぁ…全部読んじゃった…更新楽しみです!!!! (2021年12月3日 23時) (レス) @page20 id: b62b3a7923 (このIDを非表示/違反報告)
ルミカ(プロフ) - ゆぅるさん» ありがとうございます。私も書いててなんか切ないなぁってなってました(˘•̥ω•̥˘) (2021年11月28日 23時) (レス) id: 7b0f04cca9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くぅか | 作成日時:2021年10月12日 19時

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