今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:25,278 hit
小｜中｜大
甘いから ページ2
．
気が付くと人が嫌いになっていた
ヘッドホンをつけて、いつものように登校する
周囲の声が聞こえないようにするため逃げていた
私はいつものように教室を通り過ぎて保健室に行く
保健室登校というものがあるのがとても助かる
A｢…｣
ベッドに腰掛けて音楽を聴きながら絵を書き始める
いつも同じ人を描き続けて、
A｢…｣
保健室の目立たない位置に行き、天井を見上げる
｢今日もクラスには行かないのね｣
A｢…すみません｣
｢…謝んないで、学校に来てるだけ偉いんだから｣
私はスケッチブックを閉じた時に先生はため息をついて
｢…無理しないでね｣
そう言った
そして一番端のベッドのカーテンを閉める
私は先生も誰かを信用するのも嫌いになっていた
A｢…｣
なのに
あの人が現れて世界が変わった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 571人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：人狼です
| 作成日時：2024年9月12日 16時
