お前の元カノ潰させて頂きます-Ryota Miyadate-

寒気がする ページ23

．




A｢ただいま、｣




宮舘｢おかえり。大丈夫だった？｣




冷えた手を包み込んでくれた。







宮舘｢…A、顔赤いね。ほら、早くリビング行くよ？｣




ちょっとだけのわがまま




A｢ねぇ、涼太？｣





宮舘｢ん？｣





…1回されてみたい






A｢ねぇ、私涼太のことお姫様抱っこしたい｣




宮舘｢うん、やめて？A潰れちゃう｣




くそ、バレてしまったか…





靴を脱いでいると持ち上げられる胴体





宮舘｢全く、軽いなぁ｣





A｢これでも涼太と同棲してから5kgは太ったんだけど？！｣





宮舘｢痩せてるわ！大学の時は痩せすぎてるんだよ！｣





A｢ねぇええ、｣





宮舘｢ほらほら、暴れない暴れない笑笑｣






笑ってる涼太がかわいくて仕方なかった







A｢涼太、今日はどんなことしたの？｣







宮舘｢Aのこと考えてた。1日かな？｣





ほんと、キュンとしちゃう





A｢ねぇ、そういうのいいから！｣




宮舘｢ん〜、本当のことを言うとあの女に現実突きつけてきたって所かな？｣




現実？






すると携帯を見せつけて、





A｢え？これって…｣





新しい携帯だった。





宮舘｢さすがに俺は連絡先は残しておきたくないし、こっちはプライベート用のね｣






仕事用のアカウントも消した。








A｢…最初からそうしたら良かった…｣





宮舘｢そうだね。おいで？｣





抱きつくと頭を撫でられた




A｢ふふっ、なんかまたやられたら私が潰すから｣






宮舘｢良いって、俺が潰すから笑｣




すると入ってきた連絡







A｢え、？｣






宮舘｢ん、？｣






A｢会社、遠方に飛ばされる…｣




宮舘｢え？本社勤務でしょ？｣




A｢そうだけど…｣




宮舘｢…理由として、は？！｣




A｢はあああ？！｣






理由として上司との不貞？！






A｢…いや、してないからね？！｣






宮舘｢知ってる。…この会社最悪だな。｣

最悪すぎる→←甘いのはケーキだけで十分

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