私だって ページ5
．
A｢なにっ、呼び出して！｣
今日の夕方仕事終わりに蓮の家に呼び出された。
目黒｢シチュー。｣
A｢は？｣
目黒｢Aの作ったシチューが食いたい。｣
…は？ふざけてんのか？
A｢もーそんなことか…｣
目黒｢作って？｣
私は蓮に全て言いくるまれてる
A｢あのさ、私は蓮の幼馴染なだけであって親じゃないの。自分で食べたいものぐらい作りなさいよ。｣
すると、じっーと見つめて。
目黒｢無理。Aの料理が俺の活力だから。｣
A｢ふざけてんの？レシピぐらいは教えるから…｣
蓮は座って腹減ったなんて言ってる。
A｢これ作ったら帰るね。私、この後…紹介で会う人いるから。｣
目黒｢へー、誰。｣
A｢蓮の…｣
目黒｢ん？俺の？｣
A｢蓮のメンバーの深澤さん｣
すると、
目黒｢お前にふっかさんは似合わねぇだろ。笑｣
そう言った。
A｢…は？｣
目黒｢…いや、悪い意味じゃなくて。｣
A｢悪い意味じゃなくて、なんて言えばなんでも許されると思ったら、間違いなんだよ！｣
ほんと、自己中だし、わがままなこの幼馴染が嫌いになりそうなのに。
なれない。
A｢もう作ったから、1人で食べれば？
あと、毎回毎回…私の彼氏とかに余計なこと吹き込まないで。｣
昔からそうだった。
蓮はいつも邪魔をする。
めんどくさいほど。
私は待ち合わせの居酒屋に飲みに来た
いつまでも来ない2人。
すると、目の前に座ったのは蓮だった。
目黒｢すいません、ビールと梅酒のソーダ割りで。｣
なんで。
A｢なんで来たの？｣
目黒｢いや、Aに紹介するの俺でいいかなって思っただけ。｣
A｢最悪だね。｣
目黒｢あぁ、最悪？なら、もっと最悪なこと言ってやろーか？｣
頬杖をついて、
目黒｢俺さ、
｣
…奇遇だね。
A｢蓮がその気なら、辞めよっか。私、蓮のこと嫌いになり…｣
言えない、嫌いになりたいなんて…
吸い込まれそうな目だったから。
A｢勝手にしたら。今日で幼馴染終わり。｣
目黒｢ふっ笑｣
また、鼻で笑う。
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作者名：人狼です
| 作成日時：2022年11月23日 15時
