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マ「…何がだよい?」
『やなの』
マ「言わねぇと分かんねぇぞ?」
『私も、マルコと飲みたい』
マ「赤髪と飲んでただろい?」
『…マルコと飲みたいの』
子供の駄々みたいな返ししかできない。
でも、それはマルコのせい。
マ「なんでだよい」
『そんなの、マルコが好きだからに決まってるじゃんか』
そう言うと、これまでのポーカーフェイスが嘘のように、ニヤリと笑うマルコ。
『…え?』
マ「Aもまだまだだねい」
アイラさんは、ごめんね、と口パクで私に言って。
マルコの隣を去った。
『…どうゆうこと…?』
マ「全部演技だよい」
『…演技?!』
頭が混乱している。だって、さっきまで演技していたのは私の方だったから。
マ「…どうせ、赤髪となにか企んでたんだろい?」
『なっ…!バレてるっ…!!』
マ「そうだろうと思ったよい」
グイッと手を引かれて隣に座らせられる。
『わ、』
マ「…よかったな、A」
『…へ?』
顔の距離が、一気に縮まる
マ「嫉妬させたかったなら…作戦は成功だよい」
『へ、?!』
マ「俺が平気だとでも思ったのかよい?」
『だ、だって、アイラさんと、仲良く飲んでたから…』
マ「それはAがこっちに来るか試したかっただけだよい。…素直に来てくれてよかったけどねい」
この人もこの人で、悪戯な笑顔を浮べる。
なんでこうも意地悪そうなのに、かっこよく思えてきちゃうんだろう…。
『そりゃ、私だって…嫉妬したもん…』
マ「っ……」
マルコの顔は少し赤くなる。
「おいイチャつくなー!!」
「ったく、お熱なもんだぜ〜」
「他所でやれよ!!くそぉ!!←」
外からヤジが飛んでくる。
それに紛れてシャンクスが一言。
シャ「謀ったな、1番隊長」
ニヤリと笑う。
マ「頭は使いようだからねい」
対抗するように、マルコもニヤッと笑う。
そのオトナな2人に挟まれる私は、明らかに場違いだった。
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リクエストありがとうございました!
きっとマルコとシャンクスならこう…駆け引きが凄いと思います←
夢主ちゃんを可愛がるためならとことんやると思いますね!!←
改めて、式様、紅薔薇様、リクエストありがとうございました!
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麗 - もう最高です。好きです。まうゆさんもマルコもワンピースも全部! (2019年4月25日 16時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
Karaichi88(プロフ) - いつもここで元気をもらってます!そしてリク失礼します!マルコと夢主をディープキスしないと出られない部屋作ってくれませんか?もしギリギリアウトでしたらオリジナルのお題で〜〜しないと出られない部屋作ってください!できレバ両方とも作って欲しいです(欲張り) (2019年4月9日 18時) (レス) id: 4caa5ba391 (このIDを非表示/違反報告)
まつり(プロフ) - いつも楽しませてもらってます!てことで…リク失礼いたします!笑 夢主ちゃんが嫉妬する話を見たいです!「3」の時でもあったような感じのを…m(_ _)mお願いいたします! 更新楽しみにしてます!頑張ってください (2019年3月21日 21時) (レス) id: 7527a1d2df (このIDを非表示/違反報告)
ユリ - マルコと夢主の結婚式〜 (2019年3月20日 17時) (レス) id: 5a55d9e249 (このIDを非表示/違反報告)
まうゆ(プロフ) - ミサ×ナイトさん» ご理解いただき、ありがとうございます。できるだけ早くリクエストにお応え出来るよう努力します。 (2019年3月13日 10時) (レス) id: 054e221faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まうゆ | 作成日時:2019年2月11日 20時