やること ページ35
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『レイリーさん、おはようございます！！』
「あぁ、おはよう……おや、随分と思い切ったね」
朝。レイリーさんは私をみて驚いた。
そう、私はシャッキーさんに髪を切ってもらったのだ。
今までよりだいぶ短い。でも、後ろは流行りのウルフカットっぽくしてもらった。
憧れてたけど、社会人にはちょっと勇気いる髪型だから出来てなかった。凄く嬉しい。
てかなんで、こんなに髪切るの上手いんだ。超可愛いではないか…！！！
「にしても急だな。どうしたんだい、いきなり」
『それは秘密です！！ね、シャッキーさん！』
「そうよ。女同士の秘密なの」
「やれやれ…いつの時代になっても女は怖いものだな」
なんてレイリーさんは呆れたように笑う。
「A、今日も見学に来るかい？」
『あ〜…用事済んだら行きます！』
「用事？」
『ちょっと己を鍛えようかと思って、体力作りに走って来ます！』
そう言って腕を振って見せる。
すると、レイリーさんは何か思いついたように、そうだ。と言った
「それなら、私と一緒に来ればいい。コーティングの仕上げを手伝ってもらおうか。あれはなかなかに大変だからね」
『え、私でも手伝えますかね？』
「心配いらない。20分後出発だ。作業場に行く準備しておいてくれ」
『分かりました！！頑張ります！』
＿＿＿＿
＿＿＿＿
『れﾞ、レイリーさんﾞ…もうこれ、しんど…』
「はは、まだまだだ。もっと早くしなくては、日が暮れてしまうぞ」
『ぐっ…おもーいﾞ…！！』
さぁさぁ私が何をやっているかと言うと、最後の仕上げに使うらしい、謎の液体を掻き回してる
それだけ？と言うでしょ
重い。粘り気？みたいなのがすごいし、量も馬鹿みたいに多い。これを永遠に掻き回してる
確かにこれは体力つきそう。
それどころか、私のライフはもうゼロよ！
しかも、レイリーさんは私の作業が終わるの待ち
隣で眺めながら
「ほら、体力を付けるんだろう？そんなことで諦めていいのか？」
なんて至極楽しそうに煽られる
いや、楽しそうなのは何よりなんですがね
そのまま掻き混ぜること数十分。もうヘトヘトだ。
『ッはァ…こ、これでどうですか！』
「…よし、いいだろう」
『ッは〜、終わった…！お疲れ自分！！』
しかし、次に衝撃の一言が聞こえた
「まぁ混ぜても混ぜなくても、効果は変わらないんだがね」
『…は、ちょ、嘘ですよねそれ？！！？』
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レモン - めちゃくちゃ面白いです⭐️レイリーさんめっちゃイケメンなんですけど！！ (11月20日 14時) (
レス) @page48 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - ゲンコツが面白すぎる🤣 (2022年5月2日 2時) (レス) @page41 id: 9db3f9f6b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まうゆ | 作成日時：2021年6月29日 22時
