腹黒彼氏の恋人疑惑は本当です Ⅰ (ページ13)

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貴女side

「＿待ってこれどう投げたら良い!!?」

『ボタンあるよー、ほら此処』
「あ、これ!?ありがと!!」
『ふふ、早く狙って当てないと罰ゲーム受けるのはともだよー』

優先権で待ち時間を大幅に削減し、マ○オカートに乗った私達は「負けた方が勝った方の言うことを何でも一度聞く」と言う罰ゲームを掛けて得点を競った、目線で相手を狙ってボタンで甲羅を投げ得点を得る、簡単だけど何故か彼は戸惑って真ん中の全然関係ない所を連打していた

まぁ、当然と言うべきか私が余裕勝ち、前半ずっと甲羅打ててなかったともに負けるはずがない(笑)

『勝ったは良いけど、罰ゲーム何も考えてなかったからまた思い付いたらで良い？』

「良いよ、てか惨敗なんだけど!!w」
『まぁ、戸惑ってたから仕方ない』
「甲羅溜まる一方でほんと焦ったぁ…w」
『見てて面白かったよw あ、ポップコーン並んでも良い？買いたい』
「オッケー」
『ともは待っててくれても良いのに』
「俺を一人させたら何処行くか分からないよ？」

『ともは幼稚園児じゃないでしょw』
「そうだけど迷子なる可能性高いし極力離れたくないから傍に居るよ」

とても並んでいるポップコーン売場へと足を進めながら彼はそう呟く、それに微笑んでいると人にぶつかったみたいで前に倒れ掛け…ともではない男性の腕に抱き止められた

「大丈夫ですか？夜桜さん」

『え、は、はい…有り難う御座います』
「いえいえ、ともさんにはお世話になってるんでね!!彼女さん助けるくらいするっすよ!!」
「なんで此処にコネシマさんがッ!?」

「いやぁ!!俺らも偶々遊びに来てて!!ほんま会えるとは思ってなかったですよ!!そうだ!!改めまして夜桜さん!!どうも俺捏島孝行(こねしまたかゆき)申しましてね!!実況者としてはコネシマ、まぁ苗字そのまんまなんすけどそう名乗ってます!!どうぞ気楽に呼んで下さいっす!!」

と、ともとはまた違ったタイプの元気な方だ、、金髪のイケメンさんことコネシマ‥さん？はそう言ってブンブンと両手で私の片手を掴んで振る、正直肩が痛い、苦笑いしていればともが止めてくれた

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