【d!】苛めてくる奴の彼氏奪ったら愛されました Ⅱ (ページ19)

今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:19,652 hit

63. ページ19

・

「そろそろ、くたばって欲しいですね」

『あ"？』
「おぉ怖い怖いw」

敵を蹴散らしてそいつを睨む
私も疲れてきた、フラッと体勢を崩せばその隙にナイフで腹を刺される。

『ﾁｯこの、クソ野郎、、がっ!!』

ナイフをそのままにして敵を殴る
上司と思われる野郎に近付いて落ちてるナイフで斬りかかる、ぼやける視界の中で刺さった感覚は全くないことを悔しく思いながら倒れる。

「惜しいですよ、鬼姫さん」

『っ‥覚え、とけよっ…!!』
「ふふ覚えておきますよ？貴女と言う強情で滑稽な馬鹿はきっと忘れられません」
『くっ‥ｶﾊｯ…』

血が溢れ出す‥力が抜けていく
目の前が真っ暗になるのと共に私は最後の力でお祖父様に電話を掛け…_

━━━━━
コネシマside

zm「_今日も学校来てへんねんな」
sha「おん‥珍しいな」

‥可笑しい。絶対に何かあった。
Aは無遅刻無欠席やぞ？何があっても学校来てたのに…電話しても繋がらんし。

kn「‥家、行くか」

sha「凸りに行くんか？？」
zm「俺も行く～心配やしな」

放課後まで授業を適当に受ける
‥Aが居ない日々なんて俺は退屈やぞ？この嫌な予感は的中せずに風邪とかであって欲しいな…

俺らはHR終了後に即学校を出る
Aの家の前に着いてインターホンを鳴らす。

[何の用でしょうか]

kn「えっと‥俺らAの友達で…」
[お嬢様の‥畏まりました、少々お待ちを]

少しして重苦しい扉が音を立てて開く
俺らは中に入って着物姿の女中さんに案内されるまま、Aのお祖父さんの元に行った。

祖「よく来てくれた」

kn「はい、あの‥Aは…」
祖「そのことだが‥単刀直入に言おう、あの子は死んだ」
sha「は、？あのAが、？？」
祖「嗚呼‥新興宗教団体《般若の会》と言うのは知ってるか？その団体に鬼姫、Aは目を付けられてだな。ある日の帰り道、ナイフで刺され亡くなった」

Aが、、死んだ、、、？？
そんなの、ウソ、や、、Aは、鬼姫は、、無敗って言われるほど、強いんやぞ、、、？

俺の彼女が、可愛くて美人で最強で、、

((『_大好きだよコネさん』))

俺の大好きなAがっ‥!!
死ぬなんて有り得ない、Aはきっと生きとるんやっ!!!

(続く)

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇