【d!】苛めてくる奴の彼氏奪ったら愛されました Ⅱ (ページ16)

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『んふふ‥w』

これは‥笑いを堪えるのが大変だ
グルッペンとか魔王がプロポーズしてるみたいで…思い出し笑いが辛い。

[続いては7番の方です!!]

zm「んふw 行くでー」
『おう』

舞台中央へ向かっていく
どんな風にするのか教えられていないが‥適当に相手すれば良いのだろう。

ｷﾞｭｯ_

zm「Aの何もかもが好き‥出来ればこれからの人生、僕が傍で支えたいねんけど駄目、かな？？」

後ろから抱き締めて私の頬に自分の頬をピッタリと付けてゾムはそう言った。不意を突かれてドキッとする。

[ドキドキしますね～!ありがとうございました!!]

zm「A、ドキッとした？w」
『‥少しはな』
zm「ぇ‥んふw やったぜ☆」
『はぁ…』

次にコネさんが舞台中央へ行く
女子生徒と視線を合わせて恥ずかしそうにポリポリと頭を掻いた。

kn「えっと‥A、じゃないわ…華夜(かや)、好きやから俺と結婚してくれ」

「はい♡」
kn「‥おん、ありがと」

sha「アイツ、脳内フィルターで相手Aに変えとるやろ」
ut「Aちゃんへの愛は凄いね♡」
『私に直接言ってくるな』

溜め息を吐きながらモヤモヤとする気持ちを振り払おうとする、だが‥女がコネさんにキスしたことにより拳を壁へ叩き付けた。

『ふぅ‥あっ、壊れたか』

ut「意外と嫉妬深い？Aちゃんって‥」
『あ"？黙れ、女好き野郎が』
ut「あんっ♡しんらちゅ♡♡」
『気持ち悪いぞ、吐き気がする』

ut「酷っw まぁ‥相思相愛やねんね」
『なんだその親目線は』
ut「シッマも成長したなぁ～って言うのとAちゃんが愛してくれてるみたいで何より♡って感じ♡♡」

コイツの相手をするとより疲れる‥
まぁ嫌いじゃないがな。コネさんの相棒とも聞くし、何より…

『キモイな』
ut「僕への当たり酷すぎない!?」

仲間思いで女好きだが心優しい奴だ
コイツは今はどうでも良いとして‥問題はあの華夜とか言う女だ、人の彼氏に勝手にキスしやがって…

コネさんもキスを許すな
常に警戒してるくせしてこう言うのは弱いのか？腹が立つな‥嫉妬とは醜い上に此処まで心を締め付けるのか…

kn「A」

『あ"？』
kn「え、ちょっ!!」
『来んな、私用があるから席を外すぞ』

私はコネさんを睨んでさっさと講堂を出る
屋上への階段を掛け上がって扉を乱暴に開ける、此処まで心が苦しいのなら《恋》なんぞしたくなかった。

(続く)

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