37話 ページ39
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ロ「うめぇな…」
A「甘ぇ、けど、フルーツの爽やかさは好きだな」
ロ「たしかにな」
ロジャーは水平線の方を見つめながらデザートワインを飲んでいた。普段はお騒がせ船長なくせに夜の静けさと共になっていた。
ロ「なぁ」
A「ん？なんだロジャー」
ロ「どうしてお前は、目ェ閉じてんだ？」
思ってもいなかった質問に瞼を開けた
A「………昔、怖がられてたから、その名残で閉じる癖がついてんのと見聞色を鍛えるためかな…」
ロ「ふぅーん、綺麗だけどな〜」
A「男を口説くな、気持ちわりぃ」
深くは聞いてこなかったロジャーは本当に察しがいい。
ロ「だってよォ、" 鷹の目 "みてぇな綺麗な目じゃねぇか！」
そう言って夜なのに太陽の様な笑顔が向けられる。
" あの時のように "
カシャッ
ロ「んぅ？……あ?!」
最高の笑顔だな
A「いい写真が撮れた」
ロ「撮るなら言えよな!!」
A「ははっ！！(あぁ、本当に……
幸せだ
この写真も宝物になる、2枚目かな？
いつしか取り出して思い出の品になって酒をたしなむ話になる日がくるのかもな
そう思いデザートワインを喉に流し込んだ
ロ「そういえば、トムって奴は見つかったのか？」
A「あぁ、どうやらこの辺りに居るらしい」
ロ「おぉ、近いな」
大事な話もしつつ今日あったことや思い出話を話していたら2瓶飲み終わってしまっていた。
A「飲み終わっちまったな」
ロ「まぁ、2瓶だしな」
A「寝るか」
ロ「そうだな！」
月見酒は終わり、風呂に入り、部屋に戻った
＜Aの部屋＞
今日撮ったロジャーの写真を航海日誌に挟み記録を書いてベットに体を沈めた
明日はどんな日になるのだろう
きっと落ち着いた日じゃないだろうが
トムを探し
船を直して
また旅に出る
そんなことを考えながら眠りへと落ちていく
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サクラ(プロフ) - 凛さん» 私も、また呼んでいただいて本当に嬉しいです！皆様には大変かも迷惑をかけてしまいましたが、これからも更新等がんばります！ (2021年7月12日 13時) (
レス) id: 2224f94912 (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 戻って来てもらえて嬉しいです！！！ (2021年7月12日 2時) (レス) id: f40761dde9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サクラ | 作成日時：2021年7月6日 17時
