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．
«れんパパ»
「ちちうえ」
「ん？」
「なんでにじができるの？」
「…ん〜、お空が虹を作りたかったから」
「ちちうえ」
「どした？」
「カニってえいごでなんていうの？」
「……くらぶ」
「くらぶ？」
「そう、、え？合ってるよね？」
「ちちうえ」
「ん〜？」
「なんで、人はおこるの？」
「…理不尽が許せないから？」
「りふじんって何？」
「んん、なんて説明したらいいんだろ。どうしても、許せないこと、かなぁ」
「父上」
「ん〜なぁに〜」
「なんで、父上は母上と結婚したの？」
「母さんを誰にも譲りたくなかったから」
「へぇ」
「なに。好きな人でもできたの？」
「いや、ふと思っただけ」
「そっか」
パパと娘の関係は、どこか普通のようでそうでは無い。
娘はパパを“ちちうえ”と呼ぶし、ふと思ったように彼に“なんで”と質問する。
向井さん家みたいに友だちな訳でもなく、村上さん家みたいにベッタリな訳でもない。
付かず離れずのドライな関係。
それでもどこか心の深くで通じあっているような、不思議な感覚。
「昔のパパの映画一緒に見る？？」
「見る」
「…実際、パパのことどう思ってるの？」
「ん〜、、…自慢の父上？」
恥ずかしがるようにクシャりと笑った少し幼気な顔は、あの頃の蓮にそっくりだった。
＿＿＿＿
目黒の娘は、気高さと少し違った感性を持ち合わせて欲しい。
あと目黒は「父上」呼び似合いそうっていうただの妄想。
rightとleftの質問には答えれる父上であってくれ()
ラウちゃんのパパ想像は粘ったものの上手く文字起こしできず断念。まだまだ、いわふかの息子ラウちゃんみたい。
また降ってきたら追加するかも、？
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作者名：午前12:00 | 作成日時：2022年10月2日 23時
