無感情の少女は世界へ

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みんながゴールに入ったボールを見ながら唖然としていた




クラリオ「ふっまさか日本にこんな選手がいたなんてな」




そんな空気の中話し始めたのはクラリオだった




クラリオ「少しはレベルが上がったみたいだな」




鬼道「お前の目的はなんだ」




クラリオ「私は日本のサッカーが好きになったのだ。以前戦って貴方たちのサッカーに魅了された




サッカーとしてのレベルは低かったがな」




風丸「嘲笑いに来たのか」




クラリオ「今の日本は以前とは全く違うようだ
本物の戦士の目になっている。良い兆候だ」




鬼道「高みの見物か…」




クラリオ「ああ、正直そのつもりだった。しかし考えが変わった」




豪炎寺「何？」




クラリオ「以前の日本は我々に遠く及ばない実力だった。




しかし私は昨日、日本のある選手の練習を見てしまったのだ




そしてさっきの彼女のプレーを見て私は滞在予定を短縮し国に帰ることにした




日本を迎え撃つ特訓のためにな




その者たちのプレーは私を驚愕させた。日本のレベルが我々に迫りつつあると感じたのだ」




円堂「ホントか!？」




鬼道「誰のことだ…？」




クラリオ「フッそうか、気付いていないのか
それとさっきの選手、名を何と言う」




『…AA』




クラリオ「Aか、あとで少し時間を頂いても良いだろうか」




『ｺｸ』




クラリオ「わかった、では」




そう言うとクラリオは去っていった




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