36. ページ36
試合終了後のフィールドでは鬼道一人が残っていた
鬼道「これがイナズマジャパンの覚悟だ。豪炎寺が戻ってくるまで、なんとしても持ちこたえてみせる｣
そう一言言った鬼道の目にはフィールドを去ろうとする一星の姿が映っていた
鬼道「一星充、次の試合で貴様の悪行を暴き、必ず排除してやる…｣
場所はロッカールームに移り、そこでは円堂を中心に喜びの声が挙げられていた
勿論この場にAはいる。
試合終了後監督に言われすぐに着替えてこのロッカールームに来ていたのだ
円堂「みんな!最後まで諦めず、よく戦ってくれたな!｣
みんなを称えるように円堂が言っていたがそれとは逆に鬼道は超金雲に向かって強い言い方で質問をしていた
鬼道「監督は知っていたんじゃないんですか?
一星が何らかの組織から送り込まれた存在であることを!｣
その問いに超金雲はいつもどうりに応えた
超金雲「いや、詳しいことは知りませんよ｣
その後も抗議したものの円堂に止められた
円堂「落ち着け、鬼道｣
鬼道「このチームに裏切り者がいるのは事実だ｣
だかまだ鬼道は抗議をやめない
円堂「裏切り者か…俺は一星が本当に悪いやつとは思えないんだよな｣
鬼道「怪しいのは一星だけではない、Aだっていつか裏切るかもしれないんだぞ!｣
鬼道はこの場にいるAに指を指しながら言った
みんなが一斉にAを見るが、一切動揺せずいつもと同じ笑顔をするだけだった
円堂「俺にはどっちも悪いやつには見えないけどな
だってAのシュートだってサッカーが好きなやつじゃないと打てないと思うしな!｣
円堂はニカッと笑いそう応えた
だが灰崎は納得いかないのか
灰崎「なんだと!あいつは豪炎寺を手にかけたやつの仲間なんだぞ!
それにAだってそいつらの仲間かもしれないんだぞ!｣
万作「鬼道さん、それは本当なんですか?｣
鬼道「それだけじゃない。忘れたのか円堂。
一星は練習でお前を怪我させようとしたんだぞ?｣
坂ノ上「円堂さんを…?｣
円堂「おいおい、まだそうと決まったわけじゃないだろ?｣
鬼道「あいつを許してはおけない…」
円堂とは逆に鬼道はとても怒っていた
鬼道「監督が動かないのなら俺たちであいつをこのチームから排除するしかない!｣
鬼道の声がロッカールームに木霊した
皆、表情を曇らせてしまった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
縁羅(プロフ) - 桜さん» ご指摘ありがとうございます！ (2021年1月8日 8時) (
レス) id: 20a7e70b87 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - いつも楽しみに、みています。気付いていればいいんですけど、15話であいつらでわなく、いつらになっていました。急な指摘ですいません。これからも、楽しみにしています。 (2021年1月7日 17時) (レス) id: 87da8b2a85 (このIDを非表示/違反報告)
黒桜．冥王もち?シュ藺(プロフ) - こんにちは！いつもこの作品を楽しんで見させていただいてます。それと、新しい作品作るより再更新した方がいいと思います！更新楽しみにしてます頑張ってください！ (2020年10月25日 13時) (レス) id: 9b9f7196c2 (このIDを非表示/違反報告)
上白沢月葉(再登録)(プロフ) - 上白沢月葉(再登録)です！ある事情がありまして再登録しました。東方×イナオリを書いていますが、32話と33話を参考にしていいでしょうか？嫌なら、嫌で構いません。 (2020年10月23日 18時) (レス) id: 86518d499f (このIDを非表示/違反報告)
輪廻(プロフ) - あのー…36の鬼道の言葉のところ、「監督は知っていたんじゃないんですか」のところ、「監督走っていたんじゃないんですか」になってます…。急な指摘、すみません！ (2020年9月21日 9時) (レス) id: a614865e72 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ラッテル | 作成日時：2020年8月10日 8時
