【歌い手】獣 人 世 界【男主】

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やっと俺の風邪も治り数日経った今日



俺はこいつらを遊園地に連れて行くことにした





フードを被ってりゃ大丈夫だろうし、たまには外に連れ出さないと暇だろうしな







『お前ら、今日は遊園地に行くぞ。』






「なぁなぁ、ゆうえんちってなんや？」





俺の服の裾を引っ張りながら聞いてくるのはくろ





『遊園地ってのは遊ぶ乗り物とか建物がたっくさんある所だ。』




「A...。」


「語彙力...。」




『おいそこの2人。』




天月とSouが肩を震わせて笑うもんだから俺はその2人を睨んだ




案の定2人は愛想笑いをして誤魔化していた






「なぁ、おれたちがそこいってへいきなん？」






るすがくろの後ろからひょっこり顔を出す




『あぁ。お前らがフード取らなきゃ人間だってバレねぇしバレたとしても傷つけさせないから安心しろ。』





「Aかっこええな！」



「かっこいいです！」



「さかた、まふ、こんなのをかっこいいなんておもっちゃだめ。」



「そうだぞ。ちょうしのるからな。」





まふまふとさかたを後ろから抱きしめているそらるとうらた




お前らは保護者か





『あー、まぁ、とりあえず行くか。』






俺は苦笑いをしながらみんなを馬車に乗せた





行く時はもちろん騒がしかった





まふまふが吐きそうになって慌てた





今回も疲れることになると思うが、こいつらが楽しそうならなんでもいいや





『＿ふっ。』





俺も少し楽しみにしていた、なんてな




*

リクエストされたやつです。
遊園地で遊ぶのは次の話になります。
リクエストありがとうございました。

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