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壮五に借りた服に着替えたAは、百や千、ナギと共にナギの部屋で温かいお茶を飲んでいた。
「…何から何までごめんね。ありがとう」
「い、いえ……」
白いワイシャツに黒いラインの入ったＶネックのセーター。グレーのズボンは裾を折り、サイズが合わないウエストはAが元々つけていたベルトで調節していた。
いくら壮五が華奢な体型とはいえ、そもそも男性と女性では骨格が異なる。
それに、Aもかなり細身なため、本来肩のあるはずの縫い目はAの二の腕近くまで来ており、袖はAの手の甲を完全に隠し、中指の先が見えるくらいだ。
自身がファンであったアイドルが自分の服を着ているからなのか、単純に美少女のその格好はなかなかの破壊力を持っているからなのか。
壮五は照れたように頬を染めながらAから視線を逸らす。
Aはそんな彼の様子を気にも止めず、温かい紅茶に息を吹きかけて冷ましながら口をつけた。
彼(？)シャツ、萌え袖、ふーふーと男性が好きな女性の姿上位にランクインするそれらを無意識に同時に行った美少女の姿にその場にいた4人が静かに悶絶した。
服を借りることも最初は躊躇して、断っていたA。しかし汚れた服のまま寮に居るのも申し訳なくなった結果、壮五の提案に乗ったのだった。
正直、セーターは汚れていなかったので全て借りる必要はなかったのだが、渡されたものを着ないのも申し訳ない気がしたのだ。
温厚そうな顔をしていながら中々に押しが強い。Aは壮五の意外な一面を見た気がした。
「彼シャツ…。壮五やるね！」
「そ、そういうつもりじゃ…」
いつの間にかシチューと王様プリンを食べ終えた百は壮五を揶揄ってケラケラと笑った。
因みに千は入っていた肉を全て百に食べてもらったにも関わらず、まだシチューを口に運んでいた。
「美味しいよ。Aは食べないの？」
「お腹いっぱいなので」
本当はそこまででもなかったのだが、服を貸してもらいお茶まで出してもらったのに流石に遠慮したA。
千はそんなAと話しながら最後の一口を食べ終わった。
「大和くん帰ってこないね……。なにする？」
「取り敢えずオレはナギにスペシャル・ミッションをしてもらわないと！」
「じゃあ壮五くんとAは僕と話そうか」
「は、はい………」
まだまだ先は長そうだ。
Aは隣で特殊任務を行う2人を横目で見ながら、2人の話に耳を傾けた。
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ドーナツ(プロフ) - 高沢さん» わー！！！ありがとうございます…！本当に悩んでいたのでありがたいです…！いつでもいくらでもリクエストお待ちしています〜！！本当にありがとうございます！！ (2020年6月11日 1時) (
レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
高沢 - またリクエスト失礼してもよろしいでしょうか...？ 赤面 と いつもと違う髪型 をお願いしたいです、、ふたつも無理言ってすみません(汗) (2020年6月11日 1時) (レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 夢巫女さん» わー！いつもありがとうございます！！迷走中ですが、これからも読んで下さると嬉しいです！！更新頑張ります！ (2020年6月4日 10時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
夢巫女 - こういう作品を待っていたっ！！最初の方から読んでいましたが、感謝を伝えたくて我慢できませんでした！これからも更新楽しみに待ってます！ (2020年6月3日 22時) (レス) id: a86d07998f (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - ぽんさん» わあ…！ありがとうございます！！凄く嬉しいです！更新マイペースですがこれからもよろしくお願いします〜！！ (2020年5月26日 18時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドーナツ | 作成日時：2020年5月5日 23時
