笑 門 来 福【HQ】【山口忠】【月島蛍】

グッチー同盟 ページ7

『第1回グッチー同盟in空き教室』



「いえーい」(棒)



『棒読みやめようか。』



「えー、テンションのらない」



『話戻すか。グッチーからどうぞ』



「んー、まず俺に話しかける人なんてだいたいツッキー目当てでさ、だから俺自身に話しかけてくれたのなんて佐々木さんが初めてで…」



『…なるほどね。それは惚れる。』



「でしょ。それにね、佐々木さんは部活も熱心で、そーゆーところにも惹かれたんだ。」



『そうなんだ。』



「うん。それで、グッチーはなんで日向のこと好きになったの？クラスも違うし、接点なさそうだけど？？」



『ほぼ、グッチーと同じ感じ。
日向とは委員会が同じだったんだよね。』



「委員会かー。それでそれで？」



『たまたま作業が一緒になってから仲良くなったんだけど、笑顔がね、すごく綺麗なの。



私にはあんな笑顔出来ない。だからすごく惹かれたの。あと、私を見てくれてる感じがするからかな。』



「確かに、日向はいつもいい笑顔してるよね！
でも、みぞ…グッチーもいつも綺麗な笑顔してると思うけどなー。」



『私のは…違うんだ。』



「え？それってどうい…」



『1番のさ、友達が異性から人気だと大変だよね。』



あからさまに話題変えてごめん。



知られたくないんだ。



「…うん、それでも好きだから一緒にいるんだけど…ね…」



『親友がコンプレックスみたいな』



「すっごいわかる。」



『あ、もうすぐチャイム鳴る』



「戻ろうか。」



『うん。またグッチー同盟しようね。』



「うん！」

神様酷い。→←分かりやすかったみたいです、私。

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