笑 門 来 福【HQ】【山口忠】【月島蛍】

ツッキー、グッチー ページ34

体育館はもう真っ暗になっていてみんな帰ったことを私たちに教えてくれているようだった。





『…みんな帰っちゃった感じかな…？』






「そうかも…荷物部室に取りに行こ」






『そーだね』






「…」






『…ねえ、』






「なに…？」






『…手って…』







「手…？あ、」///






手を繋いでたことを思い出したのかグッチーは真っ赤になってた。






『い、いや、嫌とかじゃなくて…あの、うん、』






「///」





『///』





「イチャイチャするならほかでして下さーい」






『「！？」』






声のした方を見ると月島くんが立っていた。






「ツッキー？なんでまだいるの？？」






もう部活が終わってから結構経っているだろうに…





「…謝りに来た」





『…え！？』





「な、何。そんなに驚かなくても…僕そんなに謝らない人に見えるの！？」






『…うん。』






「はぁ！？」






「つっきー、それもう謝る人の態度じゃないよ」






「…うるさい山口…」






「ごめん、つっきー…？」







『山口正しいこと言ってんじゃん笑
それにさ、私怒ってないし、謝らなくてもいいよ？』






「え…でも、僕何も知らなかったにしても酷いこと言っちゃったし…」







『んー、じゃあ、お詫びってことで購買奢ってよ』






「え」






『それでお互い水に流そう！！』







「そう言うなら…」

つっきーって言い方可愛いよね→←そういえば

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