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手で望の服をギュッと握る度、望は少しスピードを上げる。
どこまで行くのか。
…どこまででもいいかも。
涙は、寒すぎて出なかった。
代わりに顔が痛くなる。
それもバイクならではで、暴走族っぽいエンジン音を吹かしては車の運転手に見られ、ガンを飛ばすという謎のゲームをやっていた。
小「Aさん!今の男めっちゃビビりました!笑」
小「あーー可愛い子にやってもうたー!!」
小「睨み返されました!うぜっ!!」
小「…犬やあ!笑」
一人でうるさいうるさい笑
日常の中でこういう楽しいことを見つけられるのはすごいと思うけど。
…多分楽しいのは望だけだね。
「…ありがとう」
小「はい!!?聞こえないっす!大きい声でどうぞ!」
聞こえなくていい。
望は一番あたしの励まし方を分かってる。
「何でもないー!」
小「え!言うてくださいよぉー!」
はははと笑う声が今は何よりの癒し。
ここに望は居てくれると感じる。
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カジャリア(プロフ) - さなさん» あーりがとん。こういう訳だったのよ笑 (2017年11月4日 20時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
さな - シオンのことはそういうことだったのね!!なるほ〜! 完結おめでとう!! (2017年11月4日 20時) (レス) id: 0059834432 (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - ルルモさん» こちらこそ!ありがとうございました^^* (2017年11月3日 13時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ルルモ - 面白かったです!!ありがとうございました。 (2017年11月3日 12時) (レス) id: 8263d4388d (このIDを非表示/違反報告)
カジャリア(プロフ) - ゆんゆんさん» 疑問を残させてしまったようですみません。確かに書いていませんでしたね…後でそのことについてアナザーストーリーをかかせていただきます! (2017年11月3日 12時) (レス) id: 7a9558f5e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カジャリア | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kajya1734
作成日時:2017年10月21日 16時