オオカミには騙されない〖JrEXILE〗

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〈〈嘉将がAを誘う前〉〉

颯太とアンナが戻った後

利樹「あーあ、よっしー、大樹さんに取られちゃいましたよ」

嘉将「えっ？」

利樹「ほら」

2人の目に映るのは窓越しに見えるバルコニーで大樹とAが話している様子

嘉将「あっ…先に行けばよかった」

利樹「もうちょいしたら誘いに行った方がいいんじゃないですか？」

嘉将「うん…」

その会話を聞いていた1人の女子

SAYAKA「ねぇ、アンナ」

アンナ「ん？」

SAYAKA「ちょっと喋ろ」

アンナ「うん、いいよ」

横澤『あー！これSAYAKAちゃんきついな』

利樹「乃々華ちゃん、話さない？」

乃々華「あ、うん！行こ！」

利樹「ありがと！」

横澤『利樹は乃々華ちゃん』
飯豊『そうだと思いました』
神尾『でも乃々華ちゃんって颯太のこと気になってますよね』
滝沢『そっか』

〈SAYAKA×アンナ〉

SAYAKA「どうしよう！」

アンナ「どうした？笑」

SAYAKA「私昼に結構頑張ったの」

アンナ「嘉将くん？」

SAYAKA「うん。で、ブレスレットちょっと期待してたけど、さっき利樹くんとの会話聞いちゃって…」

アンナ「あー、私も聞いてた」

SAYAKA「もうほぼ決まってたの、嘉将って」

アンナ「早いね」

SAYAKA「どうしたらいい？」

アンナ「うーん、とりあえず話せる時に話しといた方がいいと思う」

SAYAKA「どうやって？」

アンナ「みんなでこうやってわちゃわちゃしてる時にこそっと誘ってみたり」

SAYAKA「なるほど…」

アンナ「Aんとこから戻ってきたら誘ってみれば？」

SAYAKA「そうしてみる」

アンナ「これからも相談とか乗るよ！その代わり、私の相談も乗ってね！」

SAYAKA「アンナはもう相談とかいらないでしょ笑」

アンナ「わかんないじゃん、この先笑」

SAYAKA「ま、助け合いで！」

アンナ「そうだね！」

滝沢『SAYAKAちゃん絞ってたんだ』
神尾『気持ちが動くことはなさそうですね』

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