ただいま先生【名探偵コナン】【暗殺教室】

有言実行その29 ページ29

風見さんについていくと、どこかで見たことあるような綺麗な金髪が目に入った








｢(もしかして上司の人ってイカついのかな……



え、普通に怖いんだけど)｣








デスクに着くと間髪入れずに風見さんがその方のであろう名前を呼ぶ









風見｢降谷さん、連れてきました｣



降谷｢ああ｣






風見さんに呼ばれた『降谷さん』は









｢……えっ｣









ポアロで説教してきた安室さんのそっくりさんでした









風見｢岩瀬、挨拶しろ｣



｢あ、はい



初めまして、先日こちらに配属されました岩瀬Aです。よろしくお願いします｣


降谷｢降谷零だ｣









｢よろしく｣と言わないところや表情を見るとどことなく警戒されている気がした









唯一の助け船でもあった風見さんは仕事をしにデスクに戻ってしまった









｢……あの、1つ聞いてもいいですか？｣





降谷｢なんだ｣



｢カフェで働いてたりします？｣



降谷｢……｣



｢あれ、やっぱり違う？(ﾎﾞｿｯ




あ、勘違いみたいなので大丈夫です！気にしないでください！｣



降谷｢なぜそう思った｣



｢はい？｣



降谷｢だから、なぜ俺がカフェで働いていると思ったか聞いているんだ｣



｢それは、単純に顔が似ている(ドッペルゲンガー並だけど)って言うのもありますが、いくらそっくりでも髪型まで同じと言うのはあまりいないですし、声もほぼ(この威圧感を除けば)同じだったので



あ、あと体格ですかね｣



降谷｢……よく見ているんだな｣



｢そうですか？

まあ、人間観察とまでは行きませんが眺める癖あるんですよね｣


降谷｢……ほう｣


｢その方には説教されたので、時間はたくさんありましたし声もそれはもうたくさん聞いたのでよく覚えてますよ｣









降谷｢俺もよく覚えているよ、その説教｣

番外編→←有言実行その27

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す