. 191話 林間合宿9 ページ14
Aside pm6:00
上｢っはー…まじで疲れたぁー｣
お皿や調理器具を洗っていた時、一緒に来ていた上鳴が腕を伸ばしながら唸っていた。
『おつかれ、今日はよく寝れそうだね』
上｢それな?ありがと。
流石の神崎も疲れた顔してんな｣
『そう?』
上｢死ぬ直前まで走れ、だったか?お前だけジャンル違ったもんな。まぁなんか意図があるんだろうけど。
…って相澤先生!｣
上鳴につられて顔を上げると、相澤先生がこちらに向かって歩いて来ていた。
相｢一日ご苦労さん、その調子で明日からも励めよ。
で、神崎。疲れてるところですまないがちょっと来い、話がある｣
『…はい』
上｢あ、先生ー!
カレー取っておいたんで良ければどうぞ!｣
相｢ありがとう、後でもらうよ｣
*
訓練場へ向かう先生の後をついて行く。何の話かは大体想像がついてしまったせいで全身に緊張が走る。
｢どうだった、皆で作ったカレーは｣
『…美味しかったですよ』
｢そりゃ良かった｣
先生が足を止め、振り返る。
『先生、話ってなんですか』
｢…その様子じゃ分かってるみたいだが、
神崎、お前
個性が弱まってるんだろ｣
『……』
相｢違和感を持ったのはヒーロー殺しの騒動だ。傷の修復にまる一日近く眠ってたらしいと轟から聞いた。
それから期末演習で疑念に変わり、昨日の様子で確信を持った｣
『…よく、見てるんですね』
｢当然。で、本題はここから。
お前の本来の個性の話だ｣
…“本来の”か。
『その口振りじゃ全部バレてますね。
…ラグドールですか』
｢連合が雄英を襲撃した時だ。
…気付かれてないと本気で思ってたか?あの救助訓練施設に防犯カメラが無い方がおかしいだろ｣
『…ｯ…!?』
肝が冷えた、というのはこのことを言うのだろう。全身が衝撃で貫かれたようだった。
『……でも、あの時は通信妨害が…』
｢幸い、USJに取り付けられていたのは有線のカメラだ。電波妨害の影響は受けなかった｣
『…じゃあ、ずっと分かってて…泳がせていたんですか?初めから』
｢そうじゃない、お前が自分から言い出すのを待つつもりだった。だが、そういう訳にもいかなくなったからね。
…まぁいい、隠していたのを言及するつもりは無い。ただ個性の虚偽登録は法に触れる、戻ったら登録し直せ。
…ったく、お前の親さん方は何やってんだか｣
『……それが、どう関係するんですか』
｢＿＿鬼の個性、今使ってみろ。ここで｣
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レイ(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます!落ちはほんとに迷走してます💦かっちゃん、轟くんはもちろん夢主的には緑谷くんを好きになりそうだと思ったり。荼毘もありかも、とか…もしかしたら複数のルートを作るかもしれないです。。 (5月3日 20時) (
レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
あお - いつも楽しく読ませてもらってます❗️落ちが誰になるのか楽しみです‼️更新頑張ってください(^^) (5月3日 20時) (レス) @page39 id: e91ba3f295 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - あめみやさん» ありがとうございます!コメント励みになります(T-T) (4月30日 13時) (レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
あめみや(プロフ) - 更新頑張ってください！！ (4月30日 9時) (レス) @page35 id: a179dcb416 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - HARUさん» 1話だけ更新出来ました、!コメント嬉しいですありがとうございます😆 (4月29日 18時) (レス) id: 4d64a1450f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイ | 作成日時：2023年3月8日 18時
